2020年05月29日

【自キ】キースイッチの分類ファクターを整理する

色んなファクターがありすぎるので、自分用に整理してみた。


【クリック感】
【押下圧】
【アクチュエーション】
【トラベリングディスタンス】
【静音かどうか】
【軸の安定性】
【軸の滑らかさ】
【材料】

【LED透過】
【メーカー】
【おねだん】
【おしゃれかどうか】


【クリック感】
リニア/タクタイル/クリッキー

僕はもともとリニア派だけど、
バネを軽くしたときの底打ちが痛いので、
リニア派ではなくなった。(非リニアバネ自作派)

タクタイルは、リニアの底打ちが気になる人には、
別の選択肢としてはあり得ると思う。
でもそんな好きじゃない。
理想は、アクチュエーションの瞬間がわかることで、
そのあとの底打ちが分かっても、
あんまり意味がないと思う。
底打ちしないタイピングが、僕には理想だ。

クリッキーはいらないかな。
トグル用のキーとか、特別なキーにはあると便利かも、
程度だろう。
(そもそもトグルという動作が、僕はよくない設計だと思う)


【押下圧】
市販だと35g〜68gあたりか。
バネ交換なら、12g〜78gぐらいまである。

押下圧とクリック感が、
スイッチの個性を2/3は決めると思う。
(残りのファクターが結構でかいのもポイント)

僕が自作キーボードに転んだのは、
市販のスイッチを開けて、中のバネを変えられると知ったからだ。
だから僕にとっては、スイッチは「バネを入れるための箱」
に見えていたりする。
押下圧よりも、ハウジングやステムの噛み合いの方が大事。

また、スペック上は同じ押下圧だとしても、
スイッチやメーカーによっては、
全然別物に感じることがある。
また、ルブは、スイッチの性格をまるで変える。
黒人が白人になるくらい変わる。

ある60gのスイッチをうまくルブすると、
しょうもない45gのスイッチよりも、
始動は軽く感じて底打ちはしっかりしている、
などのようにすることができる。

このへんが好みが分かれて最適解のない沼たるゆえんだ。



【アクチュエーション】
2mm/1.2〜1.7mm

ほとんどのMXクローンスイッチは、
トラベリングディスタンス(始動から底打ちまで)4mm、
アクチュエーション(オン検知)までを2mmにしている。

それを短くしたら速く反応するよね、
というアイデアに基づいたのが、
スピード軸とよばれる、アクチュエーションまでの距離を縮めたものだ。
これはハウジングを薄くすることで、
トラベリングディスタンスも縮め、
アクチュエーションまでも縮めている場合と、
ハウジングは変わらないが、
ステムの接点を速く当たるように足の角度が違うもの
(Gateron Ink Yellow)がある。
Kailh Speed Silverは、両方やってるっぽい。

アクチュエーションが短くなったはいいが、
オンからの底打ちにはばらつきがあり、
これも個性がある。


【トラベリングディスタンス】
4mm/3.6mm/3mm

Kailh proシリーズなどは3.6mmにすることで、
スピード軸っぽくなっている(アクチュエーション1.7mm)
ようだ。


【静音かどうか】
静音ステム/ノーマルステム/材料による違い

静音ステムはノーマルステムの底と上(トップハウジングにぶつかるところ)
に、ゴムが入っていて、静音加工になっている。
しかし底打ち時に特有のグネ感があり、
好みが分かれるところ。
(このゴムの入り方もメーカーによって異同あり)

硬めのプラでハウジングが出来ていると、
反響音が大きくなり、
POM(クリームスイッチなど)で出来ていると、
反響音が柔らかくなるので、
それによっても音(そもそも底打ちの感触)も変わってくる。

ちなみに、ボトムハウジングの中の底に、
マステやビニテを重ねて貼ったり、
シリコンシートを貼ると、
静音加工になり、感触も変わる。

加工をせずとも、ルブだけで音が変わったりするので、
奥が深い部分だね。


【軸の安定性】

高級スイッチほど軸がぶれず、
安いスイッチほどぐらぐらする。
プラの成形精度と関係あるのだろうか。

スイッチフィルムは、
トップハウジングとボトムハウジングの噛み合いのぐらつきを止めるので、
ハウジングの噛み合いによるぐらつきを止めるには良い。
でもハウジングとステムの噛み合いがね…


【軸の滑らかさ】

これもメーカーやスイッチによって随分差があるところ。
Gateron inkを触ったあとだと、
Gateron Clearとか触ると、砂でも入ってんのか、
ってくらいザリザリしている。
ルブで滑らかにはなるが、
もともとザリザリだとめちゃくちゃヌルヌルにはならないね。


【材料】
ABS/POM/など

自己潤滑素材POMが僕は好きだなあ。
クリームスイッチは気持ちいい。
Gateron InkのステムもPOMなのかしら。
なんか滑らかだよね。

滑らかさ、当たったときの感覚(鋭さ、柔らかさ)が変わる。


【LED透過】
僕は光の民ではないので、ここは見ていない。
透明パーツが多いと光が回ってきれい。

【メーカー】
Cherry/Gateron/Kailh/ZealPC/その他

Cherryは良質だけど高いし、特徴があんまりない。
Gateronは安かろう悪かろう。でも安い。
Inkシリーズだけ高級。
Kailhは幅広くやってる感じ。
ZealPCは高級志向。
あんまりメーカーを気にすることないけど、
新しいスイッチが出た時は、イメージがしやすいかな。


【おねだん】
金に糸目はつけねえんだよ!

【おしゃれかどうか】
Inkは好きなんだけど、主張が強すぎて、
カラーコーディネートに悩む。
ティファニーブルーのTealios、
ハウジングもターコイズのTarquoise Tealios、
ピンクのSakurios、
オレンジ静音軸のHeliosなど、
おしゃれなのは大抵ZealPCだね。


ざっくりとまとめてみた。
スイッチを分類するときの参考に。


ちなみに、僕の愛用品は、

Gateron Ink Yellow、
Gateron Ink Silent Black、
Kailh Cream、
Kailh Speed Silver
あたりかな。

Gateron Ink Red、
Gateron Clear、
Gateron Silent Red、
Tealios
あたりも好きです。
posted by おおおかとしひこ at 14:27| Comment(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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