(雑)ぼくが同時打鍵できない理由
https://menmentsu.hateblo.jp/entry/2020/05/31/193210
新下駄に触ったときは似たような混乱をしまくった。
下駄配列のときはそうでもなかった。
親指シフト、飛鳥は左右混乱がひどかった。
僕は楽器は出来ないので、
そもそも左右の同期が苦手だと思う。
でもスト2とかバーチャをやってたから、
右手のボタンの同時押しは慣れていた。
それを左手に拡張している感覚はある。
大体ボタン同時押しは強力な技のことが多いから、
あんまり出番は多くない。
ここぞ、の感じ。
だから薙刀式では、
濁音化、半濁音化に同時押しを採用した。
通常技が清音で、EX技が濁音半濁音みたいな感覚。
下駄配列の同時押しは、
主に中指同時のシフトで、
薬指同時が濁音化専門だった。
これはうまく使い分けられた。
新下駄になると、
中指と薬指の役割分担がないので、
しかも左右4キーある(逆手だけなんだけど、なぜか混乱した)ため、
いつもどれがどれかわからなくなってしまった。
左右盲みたいなことかも知れない。
(ゲームは左手レバー右手ボタンだから、
左右盲が起こりにくいのだと思う)
親指シフトのクロス打鍵が苦手なので、
交差するとダメなのかも。
飛鳥はさらに訳が分からなくて、
結局すらすら書けるまではいかなかったなあ。
何故に薙刀式だとなんとかなってるかというと、
双方向性シフトだからだと思う。
FJの逆手が濁音化なのだが、
左手の、か、とを濁音化するとき、
僕の中では、
かJ、とJみたいに、濁音キーがわりにJを押して、
ロールオーバーしている感覚だ。
だから濁点後置に感覚としては近い。
拗音同時押しも同様で、
「し」を押しながら「よ」へロールオーバーすると、
「しょ」になる感覚。
さらにEX効果がついて「し」J「よ」で「じょ」みたいな感じ。
この時だけは右手のボタンで同時押しする感覚だな。
言葉の綾で同時押しとは言ってるけど、
右手後付けの順次ロールオーバーで、
僕は薙刀式を打っているようだ。
いや、新下駄や飛鳥も、その感覚でやれればいいのかもだけど、
中指や薬指や親指が、人差し指ほど器用でないので、
僕は脱落したのかも知れない。
同時押しは人を選ぶそうだ。
同期のため待つとか、
テンポを揃えるとか、
同時押しは待って、そうじゃないところはロールオーバーで行くとか、
特殊なテクニックが求められるからかも知れない。
事実、親指シフトは同テンポで刻むのがいいらしい。
僕の薙刀式動画を見ると、
わりとバラバラなテンポだなあと思う。
単打のロールオーバーと、
そうじゃないところでテンポを分けてる感じがする。
その使い分けが必要だけど、
メリットとしては指の範囲が狭いことだと思われる。
なにを捨ててなにを取るかなので、
薙刀式が大事にしてるのは、
そうまでして、
QTYを使わないことだと考えられる。
僕の中では、ロールオーバーは「繋げていく」という感覚のようで、
続け文字に似ているかもしれない。
連続シフト、濁音化半濁音化、拗音などは続け文字で書いて、
さらに続けられるところはロールオーバーして繋げていっている感じ。
ただの順次打鍵だと順番が入れ替わることがよくあるので、
双方向シフトの同時押しは、
僕にはほんとに使いやすい。
むしろ双方向性シフトのときに問題になるのは、
離しを確実に入れなきゃいけないところを気をつける点。
まあこれは「続けたらダメな文字」みたいな感覚かな。
だから薙刀式に慣れてくると、
「どこでロールオーバーしないか」「どこで切れ字を入れるか」
みたいなことの方を意識するようになるなあ。
下駄や新下駄とはまた違う感覚かもしれない。
あるいは、逆手同時は難しいが、
同手同時は楽という意見もある。
同手同時しかない配列、というのもあり得たりして。
(そのときは親指nシフト制?)
脳と指の連絡というのは、
まことに人によってバラバラだ。
だから道具はたくさんあるべきで、ひとつに絞るのはダメだと思うのだ。
自分にできることで他人のできないところを笑うべきではなく、
違いがあることを前提にするべきだと思う。
2020年05月31日
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