夢枕獏: 時速12、3枚
(4800〜5200字、ただし30%空白を含むとして
3500字/60分前後。600字/10分)
栗本薫: 時速50枚(乗ってる時)
(2万字。同様に2300字/10分)
いずれも手書きで、ワープロ不要派。
https://mobile.twitter.com/songmu/status/1272120700321427457
僕もこれに賛成。
今日は手書きで乗って書けて、
13枚ぶんほど書いた。
休み休みなので2時間くらいかな。
これは薙刀式だろうが親指シフトだろうが、
ましてやqwertyだろうが、
届かない領域だと思っている。
原稿は、手書きで書かないと追いつかない。
IMEの制御やら、文節の再定義やら、
同音異義の選択やら、IMEが知らない言葉を教える手間やら、
タイピング姿勢の注意やら、
打鍵組み立てをやってる余裕やらが、
こんな脳がぐるぐる回ってる時に出来るはずがない。
頭の中から滔々と出てくることだけに注意したい。
左手すら邪魔だ。
人差し指と中指くらいでないと、
これをさばく動きが出ない。
とくに、
夢枕獏や栗本薫(中島梓名義もある)は多産で知られた。
すべての配列開発者やタイピング推進派は、
これらに対応出来てはじめて手書きを凌駕したというべきだ。
僕はそれは出来ないと思っていて、
それでも「苦しゅうない」レベルに、
タイピングのポテンシャルを上げていきたいと考えている。
夢獏氏についてはわかりませんが、栗本氏に関しては後年ワープロ派に変わっております。手書きより執筆量が増したと、あとがき等でもよく述べられておりました。ただ、読者からはワープロに移行してから文章の荒れが顕著になったと言われるようになりました。
たいへん貴重な情報有り難いです。
しかし本末転倒ですなあ。
量を稼げば儲かるが、それは信用を失うので長期的には失敗と。
ワープロはやり逃げに使えということかな?
…おや?ブロガーってそういう人種?
個人的には、PCの画面(エディタの仕様も含め)は、
俯瞰に向いてないので、近視眼的な原稿しか書けないと考えています。
それも影響してるかもしれません。
私はほとんど栗本氏の本を読んでいないので、質的変化はわかりません。が、質的に低下したとすれば、頭の中と実際の文章生成のタイムラグの間に実は推敲時間があった、ということかもしれません。
口述筆記は文章がよれていくことがよくありますね。
逐次的で、全体像を俯瞰することが難しいのだと思います。
タイピングでも二行前のことは忘れてることも多いですね。
手書きだとなんとなく覚えてるし、すぐ前を見やすいように思います。
変換やらなんやらで手数が増えて、
記憶の棚に積めないのではないか、
と想像しています。(検証は難しいですが)