2020年06月23日

めちゃくちゃ面白かったので引用

本当に大切な人たちで将棋をやってみた
https://mazisuka.com/?p=14708

なぜこんなに笑えてしかも泣けるのか?
感情移入に尽きる。


僕は、正しく感情移入できていれば、
物語のクライマックスは、
じゃんけんの結果ですらいいと考えている。
(事実、AKBはじゃんけんトーナメントだけで盛り上がった)

つまり、問題は感情移入なのだ。

それさえ出来ていれば、
極論、何をやっても面白いのだ。

しかしそのやるべきことで最も面白いのは戦争だ。

つまり、
究極の感情移入(身内)を使った、
究極の振り幅の物語(戦争)がこれである。


なんという見事な企画。

そしてどんな展開になっても感情移入が面白い。

序盤の歩の面白さ、
布陣の面白さ、
身内の重要な駒の展開、
そしてラスト。

この、
感情移入して笑えて泣ける展開こそ、
物語そのものである。


脚本家の最初の仕事は、この感情移入を作ることである。
posted by おおおかとしひこ at 12:03| Comment(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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