本当に大切な人たちで将棋をやってみた
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なぜこんなに笑えてしかも泣けるのか?
感情移入に尽きる。
僕は、正しく感情移入できていれば、
物語のクライマックスは、
じゃんけんの結果ですらいいと考えている。
(事実、AKBはじゃんけんトーナメントだけで盛り上がった)
つまり、問題は感情移入なのだ。
それさえ出来ていれば、
極論、何をやっても面白いのだ。
しかしそのやるべきことで最も面白いのは戦争だ。
つまり、
究極の感情移入(身内)を使った、
究極の振り幅の物語(戦争)がこれである。
なんという見事な企画。
そしてどんな展開になっても感情移入が面白い。
序盤の歩の面白さ、
布陣の面白さ、
身内の重要な駒の展開、
そしてラスト。
この、
感情移入して笑えて泣ける展開こそ、
物語そのものである。
脚本家の最初の仕事は、この感情移入を作ることである。
2020年06月23日
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