写真ではまったく分からないと思うけど、二点大改良をほどこした。
1. キーキャップの微調整をした(中指下段、全体を奥チルト)
2. キースイッチを「ふかふか銀軸」に改造
3Dキーキャップは全キー角度再調整してオール再プリント。
以前のものにくらべ、
・3mm程度奥チルトに傾いていて、前滑りがしやすい
・中指下段をさらに傾けて、突き指を防ぐ
・小指下段をやや返しをつけて、下段全体を掴む感じに
・各キーの傾きや高さを微調整して、表面を繋げるように
(撫で打ち運指が滑らかに繋がる)
・TYに返しがついたので人差し指が届きやすい
・トップ面は、各指のホームキーだけ浅くなっていて、
素早い運指に対応している
のようになっている。
写真では判別できないが、触ればわかる感じだ。
(つまり視覚よりも精度の高い、触覚レベルのことを追求している)
親指と下段は掴む感じに打てて、
中段は普通に、上段は前滑りで、全体的には撫で打ち系。
まだステム部に欠陥があり
(個体差で、引っ掛かりを生じることがある。
キースイッチによるんだが…)、
そこを改良できたら売り出します。
DMM.makeの新レギュレーション守ると結構な値上がりかも。
1万円は切りたい。
キースイッチは、
新たな場所にシリコンシートを挟むことで、
「オール30gの始動の軽さで、
アクチュエーションから底打ちにかけて、
深い絨毯を踏んでいるよう」
な感じの打鍵感に成功!!!
とりあえず「ふかふか銀軸」と命名したが、
別名レッドカーペットMODと名付けたいくらいふかふかだ。
(Gateron Ink Redにこの改造を施したいが、
スピード軸じゃないから意味がない。
たしかキースイッチ染めてる人いたな…)
いわゆるSilent軸の底打ちは、
ゴムによってグネッとした感じになるけれど、
まだ硬いと僕は考えた。
それが「ふわっ」となる感じにやっとなった。
衝突のピークを感じない、
シリコンシートによるゲル状の衝撃吸収ができている。
変荷重からオール30gの等荷重に戻したので、
指がガクガクしにくいのも良い。
(変荷重だと指同士の連携の感覚がたまにおかしくなる)
ちなみに親指は15g。
スピード軸の銀軸なので、
アクチュエーション1.1mm、
トラベリングディスタンスが体感2mmちょいで、
パンタグラフ並のわずかな押し込み仕様。
しかも底打ちはふわふわな吸収。
ふつうのリニアの底打ちがカツカツコロコロ、
サイレント軸がトストスタタタ、だとしたら、
ふわふわ銀軸はぬるんぬるんろろろろって感じ。
(なるべく底打ちしないタイピングを心がけているが、
素早い運指や大事な言葉を書くとき、
筆圧が高くなることがある。
ここの不快感を快感に変えたい。
万年筆でいうと、太い字を書くときの感じに。
つまり板バネの感触を僕は求めてるのかも。
のちにレシピで書こうと思ってるけど、
シリコンシートを短冊状に仕込むので、
板バネみたいな形状ではある)
ゲル状のシリコンシートの、
ボトムハウジング内への入れ方は、
まとめてレシピを書きます。
オール30gと、
偶然リアフォと同じの押下圧スペックに到達した。
しかしリアフォよりトラベリングは半分で、
リアフォより底打ちは柔らかくて指が痛くならず、
リアフォより3D曲面で指にフィットする。
左右分割で肩に優しいし、左なんかに捻くれない。
もちろんモビリティは最高だ。
自分的には、
リアフォ30gをあらゆる面で凌駕したキーボードが、
ついに出来た感じ。
値段(いまこのパーツだけでも3万くらい)と耐久性しか、
負ける要素がないぜ!!!
あとはこの中にQMK薙刀式っ…
(現在DvorakJ版で運用中)
2020年06月29日
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