動画単体
https://m.youtube.com/watch?v=MZ1rOxHlslg&feature=emb_title
解説
https://menmentsu.hateblo.jp/entry/2020/06/27/204618
qwertyローマ字は効率が悪い!
→ローマ字を左子音右母音にわければ合理的では?
(左右分離行段系)
→これだと左右交互多発。楽だけど高速ではなかった
→qwertyが効率は悪いものの速い人がいるのは、
左右交互が少なく片手アルペジオが多いからでは?
→左右に子音母音を分離するのではなく、
混ぜこぜにしてアルペジオを増やせば、
qwertyの速さと、新配列の合理を手に入れられるのでは?
←(いまここ)
の経緯から、左右非分離行段系の需要が高まり、
その試作版が一旦の完成を見た、
ということだろう。
たしかに「一気打ち」のじゃらっと打てている言葉がとても多く、
じゃらっと打っては考え、
じゃらっと打っては考え、
のような、
文字打ちと思考を間欠的に繰り返すやり方に、
とても向いた配列となっている。
特に拗音系は異常に速いと思った。
Yが薬指のホーム、上段にあることで、
とても高速に他と繋げるからだろう。
二重母音OUは右ホームの中段であるから、
拗音系の速さも納得というものだ。
特徴的なのは小指不使用なところ。
(中段VL、下段定義なし、上段のBSとエンターは薬指で取っているように動画では見える)
「小指を立てていると薬指が速く動ける」説があり、
薬指を十分に使うために小指を捨てた、
と捉えることも出来る。
二重母音AIが打ちづらそうだが、
Aの位置は中指上段でベスト位置に近いし、
Iをここに置いたのは苦肉の策かもしれない。
なにせ、「同じ指の連続を避ける」方針を使えば、
(YIの連接は存在しない)
アルペジオの確率がどんどん増えていくからだ。
しかし「NAI」がかなり打ちづらそう。
僕は左手が苦手なので、こういう部分が気になってしまう。
「ん」もG位置だと僕の苦手な場所だ。
(僕はqwertyの「が」がとても苦手だ。
日本語で重要な主格の格助詞を、
こんな無茶な運指で打たせる配列は信用できない。
なので昔からGはとても苦手)
ここら辺は腕でカバーなのだろう。
じっさい、たいして遅くもなってなかったし。
句読点がずいぶんヘンテコなところにあるけど、
qwertyと混乱さえしなければ使えるものだろうか。
実際少し混同があったような。
時間が解決するのかはわからない。
長音がY位置なのは斬新。
「キーボード」とか僕ならあんなに速く打てない。
全体的に、「ぜんぶ指が動くぜ」という玄人むけの、
しかしqwertyでは効率が悪い、
と思っている人用の配列かも。
qwertyの上級者が乗り換えたらどうなるのか、
誰かやってみてくれないかな。
カナ配列と違い、
打鍵範囲は狭いし、
同時打鍵とかシフトとかなくて単純な順次打鍵だし、
扱いそのものはものすごく楽だろう。
問題は打鍵数だけだろうが、
それをあまり感じさせないだけの速度は保証できそうだ。
動画で見たらすごく速い感じの印象はうける。
タイプウェルがSCくらいになったときの、
創作文などは見てみたいなあ。
人差し指→中指アルペジオの個人差の件は以前から気になっていました。
とかげ配列のNAIは私は人差し指が短いせいか、特に苦に感じておりませんでした。
左手が苦手とのことですが、右手も同様でしょうか (薙刀式では「なるう」でしょうか)。
ためしに右手でやってみましたが、
人差し指→中指だけだと余裕だけど、
そこからの薬指が困難で、
手首の回転を併用してなんとか、って感じですね。
肘もやや動く。
左手だと薬指が手前に引っ掻き打ちになってしまって、
だいぶ前腕の腱に負担がかかるっぽい感じです。
肘も捻りが少し入る感じ。
中指薬指の分解が、左手だとダメダメの模様。
いずれも人差し指→中指の二連接なら問題なし。
三連接になると左右差が出てくる感じです。
今後の修正で参考にいたします。
行段左右非分離の限界が明確化されればカナ配列がより輝くので、そういうモチベもあります。
個人的には玄人向けでどこまで行けるか、
見てみたいですけどね。
僕は指が動かない方だと思うので…