2020年06月30日

【薙刀式】同時打鍵の同手と逆手

僕は同手の同時打鍵はさほど苦ではないが、
逆手の同時打鍵がそんなにうまくいかない。

なんでやろ。
左右の同期だろうか。

tkenさんが呟いてたので考えてみる。


親指シフトをやってみたときは、
同手シフトはやりやすかったが、
逆手シフトは苦手だった。
左右盲、ミラー現象が多発した。

飛鳥配列では、同手逆手(裏と逆)を考えずに、
右シフト、左シフトと覚えたら、
比較的いけた。

下駄配列、新下駄をやってみたときは、
全部逆手シフトだから、
同手逆手の混在よりも混乱しないだろうと予想したのだが、
思ったより混乱した。

下駄配列の場合は、
逆手中指がシフト、
逆手薬指が濁音とはっきり分かれていたのでまだ混乱が少なかったが、
新下駄は、
中指シフトと薬指シフトの役割がとくに分離してないので、
中指と薬指が混乱して、
逆手しかないのに同手シフトしてしまうミスすらあった。


人の手は、同じ手の中は同じで、
違う手は違う領域なのだろうと思う。

緊張したら右手右足が同時に出ることに関係してるような気がする。


薙刀式においては、
センターシフトは逆手親指推奨なのだが、
いまだに同手で取ってしまうことがよくある。
そっちの方が直感的な感じ。
逆手同時は、技術的な感じがする。


また、薙刀式は逆手の人差し指同時で、
濁音半濁音シフトだ。

半濁音はマイナーだからおいといて、
濁音の話をすると、
「逆手人差し指同時」というルールではあるが、
実質、ほとんどの濁音は、右手人差し指Jと同時だ。

つまり、左手に濁音になるカナが多く、
左人差し指Fと同時打鍵する右手には、
濁音になるカナが少ない。

(左手+J:
がどじでぎげぜぢぼびばごぞ
右手+F:
ざずべぐヴづだぶ
メジャーな「だ」以外はFと同時はマイナーどころ)

これは、
右手人差し指のほうが器用だから、
という理由に基づいている。

「苦手な逆手同時押しするなら、右手人差し指メインにしとけ。
それなら対処できるだろ」
という直感がこれをつくった。

右手人差し指で対処できないやつは、
多分どれでも対処できないだろう、
という読みだ。


同様に、拗音外来音の3キー同時押しでも、
左手は常に1キー、右手は2キーと決めた。
右手の方が器用だから、という理由だ。

薙刀式の3キー同時押しは、任意の組み合わせではなく、
濁音または半濁音(つまり右手人差し指)と、
右手のやゆよ(あいうえお)と、
左手の1カナという構成になっていることがほとんどだ。

(例外は、ファ行、ツァ行、ヴァ行、ウァ行、クァ行。
しかしこれも左手1キー、右手2キーの原則は同じ。
左手人差し指で濁音半濁音、右手で2カナ)


つまり僕は、
根本的に逆手同時押しを信用してなくて、
やるにしてもほぼ右手人差し指がらみメインで考えていることになる。


それはやはり、
親指シフトや新下駄での混乱の経験があるからだと思う。



同手シフトと逆手シフトを使い分ける配列は、
基本僕には無理っぽい。

月光をはじめ、月配列系には同手逆手を使い分けるパターンがよくあるけど、
僕はあれが結構苦手なんだよね。
前置だからローマ字みたいに2打と考えれば出来るのかな。
つまり、同時でなければ同手逆手の混乱は少ないのかしら。

同手同時は指の形決めて、手首から先でいいけど、
逆手同時は胴体から腕、指先までシンクロしないと出来ない。
その辺の身体感覚の差かもしれない。



こうした、同手逆手同時について、
各配列がどう考えてるか調べると、
「同手の方が楽」というものはあるものの、
「逆手同時はふつうに打てるだろ」
とはなから決めている感じを受ける。
とくに親指シフト系列。
(親指シフト系列は、
まず一回親指シフトをマスターした人が出発点のことが多いからかもで、
そもそも同手逆手の混乱で脱落しなかった人スタートだろう)


このへんの得手不得手も、人によって異なるのだろうか?
興味は尽きない。
posted by おおおかとしひこ at 09:28| Comment(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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