2020年06月30日

【薙刀式】配列は、自分でつくるとブラインドタッチできる

経験則。

やっとすべてのUS記号系の配列が決定したので。


プログラミングにおいて、
記号系は必須だ。

薙刀式では、
編集モードに物語系の文章でよく使う記号を収録したが、
キーボードで打てる記号はもっと多く、
しかもプログラミングではほとんどを使う。

実際は他のコードからコピペすることが多い
(それは確実に動く保証があるから)が、
打てないと困るので、
ないと困る。


愛機MiniAxeは、
通常30キーを文字部として使うが、
他の3つのレイヤーに記号部や制御キーを収録している。

配置は格子配列だし30しかないしで、
通常の109キーボードのレイアウトとはもちろん異なる。
で、
「どうやったら記号配置をブラインドタッチ出来る様になるか」
を考えて配置することになる。

つまり、
「自分なりに整理する」という段階が必要になる。


「自分だったらどう記号を整理するか」という問いは、
「自分は頭の中でどう記号を理解して整理しているか」
という問いのことだ。

これに答えられるということは、
「自分の中で記号の整理が終わった」
ということだ。



記号の配置はUS配置が理想だ。
各種プログラミング言語は、この配置前提で記号系を決めている気がする。

そもそも僕はプログラミング言語なぞ使わんわ、
と思っていたが、
QMKをいじるためのc++、
DvorakJをいじるための独自言語、
キーバインドを最悪どうにかするAutoHotKey独自言語、
などで使うことに気付いてしまった。

なので、常用はしないができないと困る、
というスタンスなので、
US配置ベースの記号配置を目指した。
USのほうが記号の整理が合理的だし、記憶しやすい。


ところがひとつ厄介な問題があり、
OSをJISで運用する(再変換などの機能を使うため)ので、
数字段のシフトがJISになってしまうこと。

これは「もうそのようなものである」と妥協した。
つまり、
数字段はJIS、そうじゃない記号はUSベースの配置、
というハイブリッド配置とした。

(なおeswaiさんがJISのままでシフトにUSを置けるコードを書いてくれている。
徹底したい方は参照されたし)


これらは、
「自分がどう整理するか決める」ことだ。
部屋の模様替えに近いかもしれない。

僕は記号系をこのように認識する、
という確固たる整理の宣言である。



本題だけど、
そう決めると、ブラインドタッチが出来るんだよね。

先生が、「知らない生徒はいない」
状態になる感じだね。

これまで知らない人だらけだったから、
ブラインドタッチもサイトメソッドすら危うかったが、
全員を知って自分なりに整理すると、
全員の顔を思い出せる、
という領域に来ることができる。

(だから清濁別置は、クラスの人数が多すぎて、僕には把握しきれない)


何が言いたいかというと、
配列いじりは誰にでもできるし、
自分なりに整理できれば、
自分にとってはベストだということ。

勿論薙刀式は、カナ配列の中でも優秀だと思ってるので、
それを利用していただく分にはうれしい。
自作配列は手間がかかるから、
沼に入らずに結果だけ利用する方が賢い選択だしね。

QMK薙刀onMiniAxe.jpg

で、今中座しているQMK薙刀式での、
キーマップを先行してさらす。
僕なりに記号系をまとめた結果がRaiseレイヤーにある。

Lowerはblender用の左手キーボード(主に左手テンキー)と制御系を兼ねる。
AdjustはFnとMac用の編集モードマクロ。

記号関係で悩んでる方いたら、参考にされたい。
posted by おおおかとしひこ at 22:47| Comment(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。