経験則。
やっとすべてのUS記号系の配列が決定したので。
プログラミングにおいて、
記号系は必須だ。
薙刀式では、
編集モードに物語系の文章でよく使う記号を収録したが、
キーボードで打てる記号はもっと多く、
しかもプログラミングではほとんどを使う。
実際は他のコードからコピペすることが多い
(それは確実に動く保証があるから)が、
打てないと困るので、
ないと困る。
愛機MiniAxeは、
通常30キーを文字部として使うが、
他の3つのレイヤーに記号部や制御キーを収録している。
配置は格子配列だし30しかないしで、
通常の109キーボードのレイアウトとはもちろん異なる。
で、
「どうやったら記号配置をブラインドタッチ出来る様になるか」
を考えて配置することになる。
つまり、
「自分なりに整理する」という段階が必要になる。
「自分だったらどう記号を整理するか」という問いは、
「自分は頭の中でどう記号を理解して整理しているか」
という問いのことだ。
これに答えられるということは、
「自分の中で記号の整理が終わった」
ということだ。
記号の配置はUS配置が理想だ。
各種プログラミング言語は、この配置前提で記号系を決めている気がする。
そもそも僕はプログラミング言語なぞ使わんわ、
と思っていたが、
QMKをいじるためのc++、
DvorakJをいじるための独自言語、
キーバインドを最悪どうにかするAutoHotKey独自言語、
などで使うことに気付いてしまった。
なので、常用はしないができないと困る、
というスタンスなので、
US配置ベースの記号配置を目指した。
USのほうが記号の整理が合理的だし、記憶しやすい。
ところがひとつ厄介な問題があり、
OSをJISで運用する(再変換などの機能を使うため)ので、
数字段のシフトがJISになってしまうこと。
これは「もうそのようなものである」と妥協した。
つまり、
数字段はJIS、そうじゃない記号はUSベースの配置、
というハイブリッド配置とした。
(なおeswaiさんがJISのままでシフトにUSを置けるコードを書いてくれている。
徹底したい方は参照されたし)
これらは、
「自分がどう整理するか決める」ことだ。
部屋の模様替えに近いかもしれない。
僕は記号系をこのように認識する、
という確固たる整理の宣言である。
本題だけど、
そう決めると、ブラインドタッチが出来るんだよね。
先生が、「知らない生徒はいない」
状態になる感じだね。
これまで知らない人だらけだったから、
ブラインドタッチもサイトメソッドすら危うかったが、
全員を知って自分なりに整理すると、
全員の顔を思い出せる、
という領域に来ることができる。
(だから清濁別置は、クラスの人数が多すぎて、僕には把握しきれない)
何が言いたいかというと、
配列いじりは誰にでもできるし、
自分なりに整理できれば、
自分にとってはベストだということ。
勿論薙刀式は、カナ配列の中でも優秀だと思ってるので、
それを利用していただく分にはうれしい。
自作配列は手間がかかるから、
沼に入らずに結果だけ利用する方が賢い選択だしね。
で、今中座しているQMK薙刀式での、
キーマップを先行してさらす。
僕なりに記号系をまとめた結果がRaiseレイヤーにある。
Lowerはblender用の左手キーボード(主に左手テンキー)と制御系を兼ねる。
AdjustはFnとMac用の編集モードマクロ。
記号関係で悩んでる方いたら、参考にされたい。
2020年06月30日
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