2020年07月03日

【薙刀式】手に慣れるのは三週間

自作キーボードでも、配列界隈で言われてきた、
「手に慣れるのは三週間」前後説が最近言われる。


自作キーボードで文字配列まで変える人はそんなにいないから、
物理配列の違いや、
モデファイヤなどの機能キーの位置、
レイヤーキーを用いた記号や数字やその他のキーの配置、
などに三週間かかるということだと推測。

一方、文字配列を変更して、
一通り打てるようになり、
実用ギリギリ投入可能かな、
みたいな範囲は、
配列界隈でも三週間程度、という説が多いように思う。
(人による)

これは手や脳の神経が置き換わり、
まずそちらに無意識に動くようになるまでに、
人間共通にかかる時間のことを、
示唆しているかもしれない。


キーボードを新しくして物理配列を変えること、
キーボードはそのままで論理配列を新しく変えること、
いずれにせよそれくらいかかると。
(両方を同時に変えるともう少しかかるのかしら)

人間の、新しい環境に慣れるまでの時間と、
関係していると考えられる。


自作キーボードにおいても、
「前のキーボードに戻るとすごく混乱するが、
触っていれば手が思い出すし、
そのうち使い分けられるようになって混乱が収まる」
などという、
配列界隈でも常識とされたこと
(新配列とqwertyとの共存など)も、
ようやく認識されてきた。

この先にあるのは、
「より効率的になるのなら、
慣れることが出来るから乗り換えても怖くない」
という常識だと思う。


これは、体験した人の実感でしかなくて、
それをやったことのない人には分からない感覚。

そもそもブラインドタッチ前提の話だから、
サイトメソッドの7割は、縁のない話。

非常にレアだが、確実に存在する人間の適応能力として、
もっと広めていきたい法則だと思う。


4月の新しいクラスに慣れるまで、
三週間くらいあったかなあ。
大人になってからあまり経験がないね。
GWまでには慣れてたかねえ。

コロナの巣篭もり生活に慣れたのは、やはりGW頃だったかなあ。
新形式の働き方にそろそろ慣れてきたのは、
緊急事態宣言解除から、三週間以上経ったからか。

環境を変えるとはそういうことだ。


配列や自作キーボードは、
自分で変えるという強いモチベがないと持たないから、
その三週間のモチベだけかもしれない。

これまで、配列作者は自分の考えをあらわしたり、
タイプウェルでその効率性を実地に確認したり、
動画で示したりして、
モチベを保たせるような工夫をしてきた。

あとはなんだろうね。
遊舎工房には自作キーボードを相談できる店員さんがいっぱいいる。
配列おじさん常駐の喫茶店とかあればいいのになあ。
posted by おおおかとしひこ at 12:02| Comment(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。