2020年07月06日

【薙刀式】洗練された日本語入力とはなにか

ATOKの操作方法を調べて、98の情報まで頂いた。

薙刀式の考える(現在の)洗練された日本語入力方法とは、
Macのシンプルさがベースで、
いくつかの便利な機能を拾ってきて、
指の動線をホームポジション付近に集中させたものだと言えそうだ。


以下、縦書き想定で。
《》内は対応するMacのキー。


【IMEの明示的切り替え】
オン: H+J  《かな》
オフ: F+G  《英数》

【薙刀式中のCtrl、Alt、Winとのコンビネーション】
qwertyに準ずる


【基本】 ※(DF)は「DとFを押しながら」の意味

変換: スペース   《スペース》
確定: V+M     《エンター、Ctrl+M》
BS: U       《BS、Ctrl+H》

次候補: スペース、T 《スペース、←、Ctrl+N》
前候補: Y      《→、Ctrl+P》
文節次: (DF)+M   《↓》
文節前: (DF)+J    《↑》
文節伸: (DF)+,    《Shift+↓》
文節縮: (DF)+K    《Shift+↑》


【応用】

選択伸: (DF)+,      《Shift+↓》
選択縮: (DF)+K      《Shift+↑》
(選択後)再変換: (DF)+I 《かなダブルクリック》

確定+エンド: (DF)+H
ホーム: (DF)+T      《Ctrl+A、Home》
エンド: (DF)+N      《Ctrl+E、End》

カタカナ変換: (DF)+;    《Ctrl+K》
ひらがな変換: (DF)+/    《Ctrl+J》

Del: (DF)+O        《Ctrl+D、Del》
文末まで消去: (DF)+U
入力キャンセル: (DF)+P   《Esc3》

5文字後: (DF)+.       《↓5》
5文字前: (DF)+L       《↑5》



僕は【基本】の部分が大事だと思っていて、
【応用】はあったら便利な機能、
くらいに考えている。

【基本】の部分が、
ホームポジションから手を崩さずに打てるのがベストで、
ShiftもCtrl(MacはA横)もカーソルも遠いと考えている。

つまり、
文字と制御は同じ手の位置でやりたいと思うわけだ。
なぜなら手書きがそうだからだ。
ていうか、手書きにはIME操作なんてない。

ないのが理想だけど、機械が追随できないんだからしょうがないという、
いわば妥協を強制されているわけだ。
(機械が追随してくるMacのライブ変換は、
100%思うようにならないので、MT乗りがAT乗りに感じる隔靴掻痒感がある)


【基本】の種類はなるべく少ないことが僕の理想だ。
頭を操作で圧迫したくない。

誤打、誤変換は手書きと違って数%から10%はある。
思考100%の手書きにくらべて、
タイピングは思考90%以下になる。
だから、タイピングは手書きよりも速く打てるべきで、
それでようやく手書きと対等になれる。

(ちなみに僕の手書きは900字/10分なので、
ビジネスタイピング一級の700より速い。
ちなみに薙刀式では1200〜1300。
これでも、脳への負荷において手書きが勝ると僕は思う)

Macの日本語操作が美しいのは、
【基本】はスペースとカーソルとシフトしか使わず、
【応用】はCtrlとのバインドにしているところだと思う。
(とはいえ、小指の多用に僕は耐えられずqwertyを捨てたので、
それ以上にCtrlを多用するのは論外なのだ)


薙刀式の【応用】は、
僕が便利だと思う機能をチョイスして、
(DF)と右手キーとの同時押し
(厳密には、どれかを押しながらどれかを押しながらどれかを押す、
でOKな相互シフト方式)で定義したものだ。

薙刀式はこれを編集モードと呼び、
(CV)にはカッコ系の記号1、
(JK)と左手キーには移動系とコピペショートカット、
(M,)と左手キーには記号系2が収録されている。


これらによって、
「10キー3段の30キーとスペースだけで日本語操作を完結する」
ことを実現している。

目的は、
「ホームポジションから指を1キーまでしか動かさない。
小指や薬指などの弱い指に頼らない
(頼るなら人差し指、中指、親指の順)」
ことだ。

だからMiniAxe(36キー)に乗る配列なのだ。
(4キー余ってる部分は、
日本語入力以外、プログラミングや英語入力に使用)


これらの頻度や動線も含んで薙刀式だ。
それで長文(一日1万字、原稿でいうと10万字の完成レベル)
をずっと走り続けられるための道具が、
僕の要求するデジタル日本語装置だ。



僕は、
まだキーや機能が多いのではないかと考えている。

マラソンランナーが贅肉を極限まで落とすように、
何かは減らせるのではないかと考えている。

にも関わらず、調べれば調べるほど、
そのように日本語入力を洗練させた人は、
どこにもいないようだ。

お前、小説一本も書いたことないやろ、その設計したデジタル装置で。



手書きで書く方がよっぽど簡単だ。

デジタルが道具として優秀だというなら、
手書きで10万字書く小説一本よりも、
楽で合理的になるべきだと思う。

デジタルは発展途上だからいくらでも良くなる、
というのは成長期の幻想で、
いまや衰退が始まってさえいる。


僕はとても切実だ。
デジタルはまだ僕に全然答えてくれない。


もっと洗練された日本語入力方法はないのか?
英語タイピングくらい楽なやつが。

僕は日本語という、
とても複雑で豊かな母国語の国に生まれたことを誇りに思うが、
英語を母国語にした人のタイピングが心底羨ましい。
posted by おおおかとしひこ at 10:02| Comment(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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