2020年07月08日

【薙刀式】シフト機構と文字配置

これらは密接に関係していて、
あちらを動かせばこちらが動く、
というような関係になっていると思う。


とはいえ、

あるシフト機構はそのままで、
文字配置を動かすとどうなるか?

ある文字配置はそのままで、
シフト機構を動かすとどうなるのか?

というのは、
偏微分の考え方的に興味深く、
配列解析という観点からも個人的に面白そうだ。

(そもそもTRONも飛鳥も小梅も、
マイナーだけど蜂鳥やさらや翡翠も、
親指シフトを改良しようとして始まったわけだしね)

めんめんつさんの
https://menmentsu.hateblo.jp/entry/2020/07/07/232144
の議論はとても興味深い。

そもそも薙刀式がセンターシフトに行ったのは、
自分が左右の親指の使い分けが苦手で、
親指同時も、そもそも苦手だったからかも知れない。

ただ「遊んでいる親指には働いてもらうべきだ」
とは思っていたから、
親指を使わない月系や下駄系は勿体無いと思った。
今から考えれば、
変換系の操作系を親指に仕込んで、
文字と変換の操作を分離したほうが、
スマートなのかもしれないとは思う。

逆にいうと僕はセンターシフトくらいしか、
親指の器用度がないのだ…
(先押しに慣れてしまったからなあ)


あと単純に、
「親指の横面でキーを叩く」のは効率が悪いと思っていて、
もっと横にキーが出ていればいいのに、
と思って3Dキーキャップを作っている。
(現在何十代目かの親指キーのプリント中)
もし親指を活用するならば、
平面的なキーボードを脱したほうが、
最良の選択肢だとは思う。


で。

たとえば「親指2シフト薙刀式」はすぐ作れそうだ。

逆手シフトをシフト、同手シフトを濁音(逆でもよい)
にすれば行けそうだ。連続シフトはオプションかな。
(半濁音は小書き同時のQと同時にするか、
小指シフトか、両親指か)

ただ薙刀式の右人差し指重視のJ多用は、
1/3くらいは濁音同時押しに支えられているので、
ややJが物足りなくなるかもしれない。

拗音は出来が良いので簡単にはバラせなさそうだ。
小書きQまたは小指シフトに頼るとしんどいやろうなあ…
文字配置体験版としてはありなのだろうが。


「中指シフト薙刀式」は作れるか?
と一時期考えたこともあるけど、
Dが「と」「に」、Kが「い」「も」で、
なかなか動かし難い重要カナなので諦めたことがある。



シフト機構と文字配置は、
絡み合っている部分だとは思う。

飛鳥の文字配置は、
親指に頼りっぱなしのときに、
そこからコンビネーションで打つことを前提に、
下段重視で上段軽視の考え方だ。
RTYUは徹底的に嫌っている。

新下駄は親指なしと割り切ってバランスがよくて、
逆に親指は操作系に特化できて、流石だなあと思う。

新JISはいいところもあるけど、
偏りの激しいところもあると思う。
(それでも初心者がすぐ使いこなせるという点で、
僕はいまだに新JISは勧めるけど)

月は文字数が足りないからか、
小指外も含めて盛り盛りに配置してる感じ。
タイパーが使うならどんな指でも大丈夫やろ、
という前提があるような気がする。
それで文字数が足りなくなって、
同手と逆手を使い分けたくなるのかも。

新JISの言葉の運指を改良したところはあったかな。
なんとなく指の頻度だけで配字したような。


シフト機構と文字配置は、
作者的には不可分だとは思うけれど、
分離して研究してみるというのは大変興味深い試みだ。
解剖学ってこんな感じかなあ。
posted by おおおかとしひこ at 16:35| Comment(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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