予想通り、親指2シフト(同時かつ連続)版薙刀式が、
めんめんつさんによって作られた模様。
これがなかなか良さそうなのだ。
薙刀式の親指シフト化に挑戦
https://menmentsu.hateblo.jp/entry/2020/07/09/002202
同手シフトが、シフト/半濁音。
逆手シフトが、濁音/小書き。
いくつかの例外を除くと、
かなり綺麗に作られた感じがある。
色々同置の薙刀式の面白いところだ。
昔の文字配置部分が復活したところもあり、
なかなか懐かしい配置だと思い出す。
同手と逆手はこれでいいのか、ちょっと悩ましい所。
「逆手は濁音」の親指シフト機構の考えを優先するか、
「シフトは逆手」のセンターシフトの考えを優先するか。
同手連続シフトが薬指が絡むとしんどそうと予測…
(そんなにはないけど)
拗音の一発出しがないのが惜しいけど、
「親指2シフト限定」と考えれば最適か。
蜂蜜小梅は、親指シフトかつ文字同時も存在するので、
これに清音拗音だけ入れる版も面白いかな?
「裏のカナでも拗音同時のときはシフト不要」が、
拗音同時の利点だったけど、
それが失われるのはちょっと損。
リャ行、チャ行がとくにめんどいかしら。
でも左手カナは左親指、右手小書きも左親指だから、
連続左シフトで処理はできるのか…
濁音拗音に関しては3キー同時がないので、
右→左とシフトがバタバタしそうだけど、
それは親指シフト機構の原理的問題なので、
どこまで鬱陶しいかやってみての判断だろう。
(拗音全体の出現率自体は3%だし)
しかし、
シフト機構が親指たった2つにまとめられたのは、
かなり面白いと思いました。
シフト機構が少ないに越したことはないけれど、
そんなにうまいこと行くと思ってなかったので。
(色々同置がわりとキツい制限だったのかね)
薙刀式の欠点は実装上のプログラミングが超面倒なことなので、
同時かつ連続シフト対応のかえうちならば、
高々3面で実装できる。
(qwertyを入れても4、編集モード入れても6か)
軽い実装が急に可能になった感じで、
どんな風なのか面白そう。
以下ざっと見た感じ。
/裏の「め」が心配。
表は「れ」だけど、「これ」「あれ」「しれない」
など意外と出番が多いので、一杯一杯かも。
まあ小指の強い人ならなんとかなるか。
オリジナルの薙刀式は「れ」裏には何も置いていない(「れ」が出る)ので、
シフトの「わ」と連続シフトで「われわれ」、
シフトの「つ」と連続シフトで「つれづれ」なんかが行けたんだけど、
そういうところはしょうがなし。
「め」は「めん」「めい」「めて」あたりの連接しか気にしてないので、
位置自体は問題なさそう。
N裏の「。」は、人差し指伸ばしが多いので痛くなってM裏にした記憶。
ただし左ロウスタッガードで使うなら、
NMはJから等距離なので大丈夫か?
(エンターは「句読点同時」の感覚なので、
VN同時に変更?)
C裏の「を」はここから動かすとなかなか厄介なので、
動かせないんすよ…。
ちなみに、
B裏: やや遠かった。
S裏: 頻度の割に左薬指はしんどかった。
などの失敗談があります。
S裏の「み」も、
左手薬指の保護のためにB裏に動かしたのだけど、
薬指が強い人なら大丈夫かな。
この位置は「みて」が打ちやすかったんだよなあ。
最新版ではB裏の「ぬ」と入れ替えた結果、
「みて」を人差し指から流せるのでわりと好き。
「ヴは濁音ではない」と考えてQに置くなら、
最新版のH、L、;の並び、
く/や、う/わ、ー/つ
でも行けそう。
こっちの方が「わ」「や」は連接が良い気がする。
(追記: 「ぐ」「ゃ」が被るのでダメでした。
排他的配置の難しさよ…)
あと横書きで使うなら、
TYの←→は、↓↑(次候補と前候補)にしとくと使いやすいかも。
編集モード横書き版
http://oookaworks.seesaa.net/article/467784995.html#gsc.tab=0
と併用してください。
(3キーなので実装はDvorakJで。
配列定義はqwertyを持ってきて薙刀式定義部を消去、
編集モードだけ残して横書き部を改造するだけでいけます)
親指キーを同時シフトにしたことで、
単打に親指エンターが来たのはかなり良さげ。
(初期の薙刀式では変換キーがエンター単打だったなあ)
あと「おやうちくん」みたいに、
親指キーを高く上げるようにすると、
同時打鍵はやりやすくなるのだろうか?
いやはや、思ったより薙刀式で、
一体どうなるのか楽しみ。
シフト機構を親指のみに絞ったことで、
文字領域のロールオーバーの制限がなくなったのは大きいかも。
(親指の離しに気をつけないと連続シフトがかかることは、
注意しないといけないが)
結局、飛鳥と同じ、
親指2シフト同時連続の機構となったので、
飛鳥の配字との直接比較ができるかも?
ちょっと自分でもやってみるかな…
DvorakJの+の同時押しでは親指部の実装が出来ないので、
かえうちかQMKか…
左薬は個人的に多用する文末の「ね」がホムポであって欲しかったので、このバージョンを採用しました。
「れ」の裏が埋まってしまったのは残念ですが、個人的に「考えられる」を多用するので「れ」を内側に持っていけないかなどと妄想してます。
「ぱ」「ぷ」が変な位置である事に早速違和感を覚えているので、なんとかしたいものです。。でも「を」は鎮座しているのですね。
矢印の件承知しました。
かえうちでの実装に拘ってるので個人的には移動系をCtrl面、記号系を小指シフトで試用するかもしれません。
逆にどう改造するかが、非常に興味深いのです。
ぱ、ぷはやむなしとは思います。ニコラよりマシなので。
TYは僕は苦手なんですが、打てる人は打てるので大丈夫かと。
Ctrl面での移動は面白いかもですね。