ある名作、ある作品。
そこにしかない何かは、何か。
それを書き出してみよう。
熱さがあるんだとしたら、
どういう熱さか。そこにしかない熱さは、
どういうものか言語化してみよう。
似た熱さのものがあるのだとしたら、
それとはどう違うか、自分の言葉で書いてみよう。
熱さでない何がほかにある?
このキャラが良いと感じるなら、
そのキャラのどういうところが良いのか、
自分の言葉で書いてみるのだ。
たとえばカリオストロのルパン三世は、
ひょうきんで愉快な普段と、
うちに秘めた覚めた目線の、ギャップが特徴的だと思う。
実はこの要素は、ドラマ風魔の、小次郎のキャラクターに影響を与えている。
そういった、自分の中で比較して、
どっちがどう、などと言葉にしてみるといいだろう。
世界観、ビジュアル、音楽、
ストーリー構成、台詞、伏線、テーマ。
どんなものでもいい。
そこにしかないそれは何か、
自分の言葉で書くのである。
で、本題。
あなたの書くストーリーの、それはなにか?
それがうまく言葉で言えた時が、
ほんとうの完成である。
その感覚を、言葉にする練習をしよう。
オリジナリティとか抽象的なことではなく、
○○○という具体的な名詞がよい。
○○○はそこにしかない、という言い方で探すと、
その具体は強くなる。
2020年07月14日
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