2020年07月18日

【自キ】設計の段階の俯瞰

キット以外の設計をしてみたいが、
とくにMiniAxeで困っていないので本格的に勉強するモチベがない。

しかしなんとなくこういうことをやるんだと自分メモでまとめる。


1. ProMicroを買う。

結局ProMicroにQMKを書き込んで自作キーボードは完成する。
じゃあProMicroとQMKが本体だ。
BT化や、ProMicro以外のマイコン(MiniAxeはATMegaなんとか)は、
さらにここから沼が深い。

2. ProMicroから配線する。

最悪キースイッチとダイオードを空中配線すればおしまい。
Su120や無限の可能性は、それをもう少し楽にする。
平面でよければKiCADを使えるようになれば、
PCBを作れる。

3. ケースを整える。

最悪は裸で持つ。
次善はネジとスペーサーとアクリル板でサンドイッチ。
これは多くのキットのスタンダードだが、横から埃が入るのが気になる。
僕はMiniAxeのケースを木工で自作したり、
3Dプリントで作ったりしたので、
ケースを作ること自体はできそう。
アクリルカットをうまくやって、
板組でケースにするFortitudeの例もある。

4. あとはいつもの自作キーボードキット。

半田付け、組み立て、
キースイッチとキーキャップ選定。
最近は半田付け済みPCBのサービスもあるらしい。
(最近出てきた「ハンダ済み」キットは、
これを利用している)


大きくは二択あって、
平面PCBか、PCBをやめて空中配線で3D形状にするかだ。

平面にして持ち歩くスタイルに特化する手もあるし、
3D形状で最高のキーボードを目指す手もある。
後者はColosseumやLime40があり、
前者は色んな人が挑戦中だ。
(左右分割型はuzuやClaw44あたりで、
一通りの平面の探究は終わったような。
一体型もTreadStone以来いい解が生まれていない。
狭ピッチやchocもいまいち盛り上がらない。
まったく別の解はあるのだろうか?)

4指は平面、親指だけ角度を変える、という間の解もありそう。


僕は平面PCBで3Dキーキャップという、
これまた誰もやってないルートを行っている
(ぜろけーさんの3Dキーキャップ以外の解を探している)が、
そろそろこの方面のエンドゲームが見えてきたので、
この先何かやるべきことはあるかなあ、
などと周りを見渡しているわけだ。


電子工作は自キキット3回しかやったことないし、
説明書通りにするしか分からないので、
空中配線を一回経験しないとなあと思い、
やるべきか迷っている状態。

発明の母は必要なので、
現状に不満が爆発したら、そちらへ行くかも。

Blenderによる3Dモデリングは大体どんな形でも出来る様になったと思うが、
Fusionも覚えたほうが楽そうだな、などと考えてるが、
どうなるかは分からない。

とりあえずfootsanさんの本は熟読したので、
やり方自体は難しくないことはわかった。
一から作らずに、すでにあるものの変形から入れるのは、
工学のいいところかもしれない。
posted by おおおかとしひこ at 09:56| Comment(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。