本日届いた、サドルプロファイルの4回目の修正プリント。
蛍光グリーンも飽きたので薙刀式カラーに戻してみた。
微調整が効いてエンドゲーム感満載。
「掴むように打つ」の完成形かもしれない。
今回の改良点は、親指の凹みを浅くしたことと、
全てのキーのへこみも浅くしたこと。
これにより、撫で打ちがよりやりやすくなっていて、
より高速でなだらかな動線になる。
押して、止まって、戻るというピストン状の運動ではなく、
斜めに侵入してこする形で打鍵して、
止まることなく次のキーへ進む、曲線の途中でオンになるような、
曲線が止まらない打鍵軌跡を考えていて、
それを実現しやすい形となった。
大きくへこんでいるキートップは、
一打打つには扱いやすいが、
止まらない打法では足枷にしかならないかも。
平面だと指の形と違いすぎるので、
微妙にスフェリカルに凹んでいる。
(0・5ミリ程度)
全体のキートップ同士が作る曲面は、
段ごとに「つかむ」形の球の半径が変わっているイメージ。
上段が指が伸びた状態で触る球、
中段がやや縮んだ形で触る球、
下段が一番縮んだ形で触る球。
徐々に半径が縮んでいくような感じ。
親指と同時に「掴む」ような打鍵が可能になる。
(TYは例外的に内側を向いている)
全体に微妙にテントしているので、手首を付けた状態でも浮かした状態でも、
小指側が下になり微妙に外旋する。
全体に微妙に奥チルトになっているので、
手首を返す必要がなく、前に滑らせる打法がやりやすい。
色々とノウハウを詰め込んだ、
最高のキーキャップが出来上がった。
これで完成かどうかはまだわからない。
耐久試験をしていって、問題点を把握することになる。
一週間くらい使わないと不満が出てこないので、
先は長そう。
逆にいうと、最低一週間はこのエンドゲーム感を楽しめるのだ。
最高。
2020年07月23日
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