2020年07月29日

なんというSF

人類最初にして最悪の原発事故、チェルノブイリ。
鉛で封印されたここでは、死んだ人間は腐らない。
事故で死んだ人の遺体は、鉛の中で死んだままの姿でいるという。
それは、放射能が余りにも強いため、腐らせる菌すら生存できないからだ。

ところが、この高放射能環境下でも生きる微生物が見つかった、
というのが数年前の調査で判明。
生命とは何か、その神秘が話題を呼んだ。

その正体はカビであり、その研究が次の利用を生んだ。

「チェルノブイリのカビ」が飛行士を宇宙放射線から守る?火星基地にも活用の可能性
https://japanese.engadget.com/amp/chernobyl-mold-shield-astronauts-074034209.html

なんというSF。大→極小→極大の視点移動の見事さよ。
みんなこれで短編一本書けるよな?

(ついでにAmazonのAI自動広告がカビキラー出してきやがった。
これはこれでAIもの書けるぞ)
posted by おおおかとしひこ at 09:30| Comment(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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