2020年07月30日

【薙刀式】フォンデュ

外来音(3キー同時)が連続するツライ系。
3モーラ2音節に指7本使う。

まさかの、
「チーズフォンデュ」を何回も打ったり、
「フォンデュシチュー」を何回も打ったりする仕事を今やってて、
結構つらい。笑


【】をセンターシフト、()を同時打鍵として、

チーズフォンデュ  【G】;(FO)(VN.),(EJP)
フォンデュシチュー (VN.),(EJP)R(GP);

単打のほうがレアなので、リズムがガタガタ。

外来音同時押しの統一操作は理論的には美しいが、
実戦はつらいなあ…

とくに
(N.)を人差し指薬指で同時
→(JP)を人差し指薬指で同時
がしんどい。

フォンデュなんてレアやろ、と思ってたが、
そのレア場面で苦しんでいるわけだ。


プロデューサーはしょっちゅう打つので慣れてるが、
デュアル、デュオ、デュエル、デューク、デュバリュー夫人は咄嗟に打てないなあ。

デュでググるとフレンチ関係がゾロゾロと出てくる。
「・デュ・」「・ド・」「・ドゥ・」などは辞書登録されてるのかしらね。
qwertyならdhuか。これは負けたかな。


当たり前だけど、
仕事というのは、レアな所を掘りに行ってメジャーに転用することだから、
その仕事においてはレア語が多用される。

「日本語総体としての統計」は、これらを全て切り捨てているわけだ。
つまり、ある仕事の場面で、使えないケースが多々出てくる?

とはいえこれ終わったら、
人生で何回かしかフォンデュは打たんしな…
フレンチに縁がない限り、デュはほとんど出会わないのだろうか。



外来音でよく使うのは、
ティ、ディ、ドゥ、ファ、フィ、フォ、ウィ、ウォ
あたりだろうか。
これらは比較的慣れてて、そこそこ打てる。
(そもそも、て、い、と、ふ、あ、う、おは、いい場所にいるし)

不規則に並べたら使えないだろうと、
使用音素同時という規則性にしたが、
だからといって使えるかというと、そうでもない。

ァィゥェォを順番に並べてるタイプも結局数えないと使えないし、
使う順に並べてると余計混乱するし。


このへんは、日本語の歪みの部分をモロに受けているんだね。
qwertyに負けてるのが地味にイラッとくる…

カタカナ語だけを抽出した統計はないのかしら。
(ちょっと調べたら、
調査紹介:「白書,広報紙等における外来語の実態」について
https://kotobaken.jp/mado/04/04-06/
はあるけれど、
「日本語全体で出現するカタカナ語だけをピックアップして、
その1gramや2gramの統計」は見つからない。
また、文字単位で取るより、モーラ単位で取りたいものだね)

「ー」の頻度(日本語全体では頻度が低いが、
カタカナ語では最頻出説)といい、謎だらけのエリアだなあ。
posted by おおおかとしひこ at 10:40| Comment(2) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ブログを毎回楽しみに読んでいます。
薙刀式も自分なりにアレンジして使っていますが、年令(76)のせいもあり同時3打入力等で指が上手く動きません。
運指を楽にするために薙刀式配置の原則に反しますが、一部鏡面配列に見立てて指使いを楽にしています。
例えば、「ふぁふぃふぇふぉふゅ」は、「.F .D .W .B .Q」。「つぁつぃつぇつぉ」は、「SJ SK SO SN」。「うぃうぇうぉ」は、「LD LW LB」。「すぃ」は、「OD」。「くぁくぃくぇくぉくゎ」は、「HF HD HW HB HG」等です。
ますますのご活躍を祈念しています。
Posted by 宮本 勝彦 at 2020年07月30日 15:38
>宮本 勝彦さん

なるほど、そういう改造もありですね。
ミラー現象を逆用するというのは一つのアイデアだと思います。

2キー同時を増やすと、高速でロールオーバーしたときに同時押しに化けるので、
最新版ではなるべく減らしました。
それさえ気にならなければ、使いやすい方がいいと思います。

自分なりに使い勝手を改造できるのも、新配列の面白さかと思います。
Posted by おおおかとしひこ at 2020年07月30日 18:04
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