2020年08月01日

【自キ】「キーボード試打カフェ」という妄想

ボディ、キースイッチ、キーキャップを選んで
(持ち込み可)、
持ち込んだ自分のPC(ノート、タブレット)に繋いで、
打鍵感を色々試せるカフェ。
一時間2000円くらい?


筆記用具なら、普通は試し書きできる。
紙がおいてあり、ボールペンや万年筆の書き味を、
その場で確認して比較できる。

それは、筆記用具の命は書き味だからだ。

にも関わらず、デジタル筆記用具であるところのキーボードは、
購入後にしか打鍵感を知ることができない。
触れる展示品もあるが、
「底打ちする必要はなく、半ばでオンと判断される高級キースイッチ」
がどんなものか、
結線するまで、
文字出力と指の力の関係を知ることはできない。

そのオンまでの距離(アクチュエーション)
が異なるスイッチすらあるし、
それはキーキャップの手触りでも変わってくる。

それらがどう自分に合うかは、
買って試して、外れたら別のを買って…
と、合うのに当たるまで買うしかない。
これが沼の正体だ。

それが面白いという考え方もあるし、
正解に速くたどり着きたいという人もいるし、
新製品が出ればその組み合わせを色々試したい人もいる。
それをお小遣いの範囲だけじゃなくて、
わかるまで試したい需要はあると思う。


あるいは、有線じゃなく無線の具合を知りたい人もいるだろう。
遅延の感じは打ってみないと許容範囲かはわからない。

キーキャップとキースイッチの関係で、
打鍵感は全く変わったりする。
プロファイルや材質も色々あり、
自分が何が合うのかわからない。


ということで、
その「組み合わせを試す場」があるといいなという妄想。

・一時間2000円程度。
・自分PCは持ち込み自由。ただしQMKの書き込みはダメよ。
(動作確認できてるファーム書き込んでもよいが、
最後はデフォルトに戻せばOKとする?)

・ボディを選ぶ。ケーブル付き。
・自作系だけでなく、既製品(リアフォ、HHKB、マジェスタッチなど)も。

・キーキャップはたくさんのプロファイルと材料から選べる。
(SA、SARow3のみ、チェリー、OEM、DCS、DSA、XDA、MDA、
3D形状、タイプライター形状、薙刀式キーキャップなど。
ABS、PBT、POM、美濃焼など)
・自由にキーキャップを付け替えて、好きなだけ文字を打って良い。
・付け替え時のトラブルは有償。

・キースイッチも選び放題。ホットスワップ対応なら交換可能。
・付け替え時のトラブルは有償。

・スイッチやキャップを全部交換するのは面倒だから、5個単位とかで貸し出す?

・チルト台、テント台、パームレスト各種もあるといい。
・原状復帰で返却。比較するのが目的なので、いくつ借りても良い。

・コーヒーもついてるといいな。

・値札がついてて、「一回に借りられるのはトータル10万円相当まで」とかすると、
借り過ぎを防げるかしら。値段が身にしみれば、相場感もわかってくるし。



つまり、「あとは色やデザインだけ」だと指が理解できるまで、
「形と感触」を永遠に組み合わせを試せる場所だ。

キメラスイッチとか、バネ交換したスイッチとか、
ルブ済とか、色々あってもいいかも。
(メンテが大変だから、壊したら有償買い取りがいいかな)


僕は自分の手の届く範囲で日々こうした組み合わせを探してるけど、
もっと色んなの試したいなあ、
(たとえばタクタイル系や左右一体型は全然買ってない)
などと思っていて、
それを買って自分のキーボードにつけて、
ダメだったら捨てるしかないので、
それを救えるといいな、
などと考えているわけだ。
(自キの人はそのためにもう一個キーボード作っちゃうけどね)

やり始めたらすぐ数時間溶けるだろう。
でもF1のサスのセッティングみたいなことだと思うんだよね。
ちょっとしたことで全然変わってくるのは、
いつも僕らが感じてることじゃないか。


毎回消毒したとしても、
不特定多数の人が触るのが気持ち悪いかな。
何人触れば原価償却だろ…


今のところ遊舎さんが一番いいのかね。
やってくれないかな、直結試打カフェ。
posted by おおおかとしひこ at 12:47| Comment(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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