2020年08月03日

【配列】qwerty三つ子の魂説

>tken@配列オタ@fsktakahasi
>一つのカナを打つのに約1.7打を要するにもかかわらずなんでローマ字入力ってあんなに速度が出るんですかね??机上で考えたら絶対出るはずのない答えが実際には出てしまうから説明に困ってしまいます。ホントあれ、なんでなんですかね……。(^_^;)

僕は二つあると思う。
1. ずっと使ってるから。(慣れ)
2. 運指パターンの少なさ。


1. ずっと使ってるから。(慣れ)

僕はqwertyが速いと実感したことはない。
なぜなら僕が遅いから。笑

勿論トップタイパーが速いのは事実としてある。
しかし僕にとって全く速くはない。
なぜなら、僕はqwertyのブラインドタッチを、
ほとんどできないからだ。
(今は秒1.5カナくらいは打てるぞ)

薙刀式やその他の合理的運指に慣れた身にとって、
qwertyローマ字の運指は極めて不合理でやりにくい。
いまさら悪い方に合わせるのは大変不快で、
しかし薙刀式が使えないPCで打つときはやむなく使う。


みなさんがそこそこの速度で打てるのは、
単に長いこと強制的に付き合ってきたからでは?
と思う。

僕なんてqwertyはじめて一年で、
週に一時間も打たないと思う。
でもやってる人は毎日20〜30年やってきたのではないかなあ。
その、単に慣れてる差ではないかと、
単純に思うのだ。


2. 運指パターンの少なさ。

もう少し紐解くと、
単純にローマ字は運指パターンが少ない。

子音14のあとは母音5しか来ないし、
母音5のあとは、母音5と子音14と句読点と長音の計23パターンしかない。
14×5×23×5×…
というように、
カナ配列から見れば異様に少ない。
拗音まで入れれば130程度だから、
130×130×…
の組み合わせ爆発空間から見れば、
ローマ字の運指パターン空間は相当狭いと思う。

なので、単純に体で覚える運動経路が少なくて済む。

指の覚えるメモリ限界があるとすれば、
単純な方が速いと思う。

結局カナ配列の打鍵効率は、
1.2〜1.3程度にしかならないし、
1.7のローマ字の倍にはならない。
運指組み合わせの単純さのファクターは、1.7/1.2より大きいと思うんだよなあ。

(脳の中の思考を写像するのに最適かどうかについては、
とりあえずこの項では問わない)



パターンが少なく、ずっと使ってる古女房だから、
結果的に速いのではというのが、
身もふたもない僕の仮説だ。

僕なんかは薙刀式のほうが古女房なので、
圧倒的に薙刀式が速い。


じゃあqwertyより行段系ローマ字なら、
もっと速くなるはずだろうけど、
誰もqwerty以上にそれを使ってないから、
まだ誰も検証してないんじゃない?
とすら思う。


qwertyを打ってて思うのは、
あっちこっちに指がとっ散らかること。
この動きがとても無駄だと思う。
19ピッチが物凄く広く思える。

だけど、
最初にタイピングとはそういうものだと覚えてしまった人は、
それに慣らされているのかもしれない。
僕は、「そういうものではないだろ」がスタートなので、
そうじゃないものをスタート地点にした。

だから結局は「最初に覚えたものを親だと思う」のではないかな。


qwerty配列の高速性自体は、
アルペジオが案外多いことや、
実は右手が多いから器用にできることや、
同時打鍵がないから理論上いくらでも詰められることや、
最適化運指をすれば案外いいことや、
母音が左右に分散していることなど、
細かいところはあるとは思う。

しかし、
短時間勝負ならいいけど長距離はただ疲れるだけだし、
「速い」の範囲が狭いように僕からは見えている。
小一時間では速くても、
疲れて書く気がなくなるんなら速いとは言えないと。



ということで、
三つ子の魂百まで説。

たとえばフリックネイティブがqwertyを学んだって、
qwertyネイティブの世代より速くならないと思うんだよなあ。

qwertyが速い人って、
十年選手くらいからのイメージ。
5年使ってqwerty速いって人はそんないないような気がする。
母集団が多彩すぎて統計できないだろうけど。
posted by おおおかとしひこ at 18:16| Comment(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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