興味深い呟き。
敗戦から日本は何も学んでいない。
https://mobile.twitter.com/mahjp2100/status/1289402772106829824
学ぶというか、
「ほっといたら日本はこういう組織になる」
のではないか。本能みたいに。
それで勝利できていた日露まではよいとして、
それこそ日本モデルが通用しなくなったんだろうなあ。
映画の現場もほとんど同じだと僕は思っている。
これに自覚的なえらいひとはあんまり見ない。
見たこともあるが、その人はどこかへ行ってしまい、
えらい現場に長いこと残らない。
組織より自分を守るためにどこかへ行くのかしらね。
どこから世直しするべきかを考えるとき、
「ほっといたらこうなる」ことを知ることが出発点ではないか。
ほっといたら女を女中扱いし、
ほっといたらパワハラをし、
ほっといたら承認欲求と階級を勘違いし、
ほっといたら丸投げして手柄だけ取り、
ほっといたら現場からなるべく逃げがちという、
人間の(日本人の?)本能のようなものを知ったうえで、
そうではない組織のあり方を考えないといけないねえ。
ていうか、今冷戦がはじまってる説があるとすると、
日本は敗戦に向かって走ってるのでは?
日本ほど大きなことを考えてもいいし、
自分の属する組織のことを考えてもいい。
なんだか、日本人が本能でつくる組織は、
きっと機能しない原理なんだな。
それは法律がそうしているのか、
文化がそうなっているのか、
色んな要素の出口だとは思うので、
自分で会社を起こさないとわからないことなのかもしれんがね。
(おれは社長に向いてないしなあ)
日本の組織は鈍重だ。
今更やめられない結論になる阿呆さだ。
泥舟からは逃げるべきだ。
しかしどうあればいいのかは、まだ分からないことが多い。
僕の世代はロストジェネレーションである。
バブルの繁栄にあずかれず、
パワハラをうけながら尻拭いだけをやってきた。
まさに現場の泥は僕らがなんとかしてきた。
氷河期以降はそんなことすら知らず、
泥があれば転職していく。
こうして企業組織は、僕ら世代の支えで持ってるようなもので、
はてこの先どうなることやら。
若者が会社を作れないほど、会社法って難しいのかな。
(たぶん新入りを減らすような既得権益保護になってる予想。
ホリエモンですら噛み合わず別の場所へ行ったわけで)
つまりこのへんは、ストーリーにならない。
誰も成功してないからね。
(焼き鳥屋を出すとか、そういう別次元の成功になるだろうね)
映画産業はこの先どうなるか、
予想が立たなくなってきた。
でも面白いストーリーは、どこかでは取引されるだろう。
「うがい薬買い占め」で露呈する、日本の学校教育の致命的欠陥
https://diamond.jp/articles/-/245187
「批判的に考える」ことを教えていないことが、トップの言った無茶を現場がなんとかする構図がいつまでも変わらない一因かもしれませんね。
批判とか炎上とかいちゃもんとかdisるとか悪口とか意図的デマとか、
ぜんぶ区別がついてないですからね。
イソジン吉村の件は、風評で株価を一時的にどうにかしたい勢力が、
あとで訂正すればよいから、と言わせた陰謀論が一番筋が通るのでないか
(あるいはその効力の実験か)、などと勘ぐってしまいます。
ちなみにこのような陰謀論は、頭のいい人ほどひっかりやすいそうです。
下手に頭がいいと、「これらを全部説明する合理的なものがひとつある」にひっかりやすいという。
これらも含めて教育できればいいのですが、
実際僕は人間はそれほど頭がいいと考えていません。
高等教育は30%程度、大学教育は10%程度が受けるくらいの難易度だと思います。
なので、義務教育の範囲内で、馬鹿でもできる規範を教えるのは統計的に有効だと思います。
(抜け出したい人は塾に通うのが自然かな。僕は小学校の全国知能テストで東大クラスなので、塾に通わせるようにと教育委員会から親に指示があったそうです)
で、「自分の頭で考える」教育を受けたはずのアメリカ人が、
進化論否定派だったり、地球平面説を信じたりしているのは、
なんともですねえ。
「頭の良い人、リテラシーのある人は思ったより少ない」という残酷な現実を、意外とネットが暴いたのかもしれないですね。
メルカリまじでやべえわ。