2020年08月05日

【薙刀式】肘を体側につけたまま打鍵する方法

体は正直なもので、楽な方楽な方へ行くもの。
また新たな打鍵スタイルを発見してしまった。


特徴は、
「肘を体につけたまま、
前腕と手首を一直線に保つ」
ことが可能なこと。
仮に「肘つけ打鍵法」と言ってみる。

左右分割キーボードが必須で、
3Dキーキャップのほうがいいかもしれない。
また、撫で打ちのほうがやりやすいと思う。



肘の固定は、打鍵の鍵ではないかとずっと思っていた。
腕は重い。
それを手首と肩で吊るのは無理がある。
小一時間なら良くても、何時間も作業すると負担が大きい。

エルボーレストのある椅子が、
毎度あるとは限らない。

家にある人はいいけど、
僕はノマドの民なので、そんなカフェに当たることはほぼない。
(たとえばスタバにはエルボーレスト付きの椅子があるが、
どちらかといえば後ろ重心でくつろぐときにちょうどいい位置にあり、
タイピング作業の時にいい位置にはない)

肘を空間に固定するには、
自分の胴体を使うしかない。
(膝上にカバンを置く方法もあるそうだ)

胴体の真横につけるというより、
斜め45度というか、あばらのちょい前あたりに、
肘をつけると、
前腕を固定できる。


左右分割キーボードは、肩幅くらいに開く。
キーボードは比較的手前なのがコツ。
(ヘリから2Uか3Uくらい)

手首をテーブルにつけず、
机のヘリくらいに置くように調整。

あとは、尻の前後位置、
テーブルの前後位置、
キーボードの前後位置、左右の開き距離、
(ハノ字より平行置き、平行より逆ハノ字がいいかも)
などで微調整すると、
肘-手首-指先が一直線になる解が、
ほぼどんな椅子と机の組み合わせでも存在する。はず。

(今のところ4箇所で確認)


左右の肘を両方つけると窮屈感が強いので、
僕は弱い左肘を常に体につけて、
右肘は浮かせたりつけたりして、自由にしている。

こうすることで、
肘周りの疲れが溜まりにくくなるようだ。

手首が机のヘリにあることで、
手が自由に動きやすいことも、
疲れが減ることと関係するかも。

ただ長時間打つと、机のヘリに掌をつけ続けるのが違和感があるので、
そのときはいつもの姿勢に戻るなどして、
姿勢的寝返りを打つといいかもしれない。
(腰がずるずると前に出たときがタイミングか)


この「肘をつけたまま打鍵できる姿勢」から、
いつもの姿勢に移ると、
肘をどこに置くべきかちょっと分からなくて戸惑う。
俺肘どこに置いてたっけと。
(正解は、手首と肩で吊っていたのだ)


色んな体勢でやってきたけど、
これは腱鞘炎になりにくいかもしれない。
快速で疲れない感じ。

「肘を固定すると疲れにくい」というのは、
バビロンなどで研究してきた。
なんだか腕が疲れた時、
無意識に肘をピンと伸ばし、一本の棒みたいに腕を突っ張って打つ姿勢は、
無意識に肘を固定しようとしているのだと推測している。


わりと椅子を前に出さないと、この体勢をつくりづらい。
モニタはいつもより遠くにしないと窮屈だと思う。
お試しあれ。
(左右分割かつ撫で打ち派でないと確認できないかも。
チルトやテントはやりやすい角度で)
posted by おおおかとしひこ at 18:07| Comment(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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