https://keyboard-analyzer.vercel.app/
薙刀式MiniAxe版だと、センターシフトが逆手カウントになってたり、
段の使用度が左右でカウントされるように。
これを見る限り、
薙刀式って中段>下段>上段の配列なんだなあ。
まあ、QTYがほぼノーカンだし、
Uも「さ」しかないしで。
飛鳥も似た考え方で、
下段重視は、親指同時との配慮と聞く。
月配列かどこかのスレで得た知識だと、
「下段の頻度を減らしていくと、
自動的に段越え率が減る」
という考え方で、当時はなるほどと思ったけど、
BNのほうがTYより、
Z/のほうがQPより、遥かに押しやすいとは思うなあ。
他の配列は、
中段>上段>下段だけど、
QTYUとかも含めてだから、
それがいいことなのかどうか、という議論はありそう。
その中でも新下駄はやはりすごくて、
中指薬指上段にガッと集めて、
しかも左右頻度に偏りがなく、
そこで稼いで上段>下段をキープしている。
中指薬指下段は嫌っているのも、ヒートマップを見れば明らか。
そのへんは、新JISや親指シフトはめちゃくちゃですなあ。
このあとの第二世代の新配列の台頭は、
これらの指感覚の調整が中心だったのかもしれない。
あと薙刀式を解析していて思ったのだが、
「を」の頻度がバカにならないこと。
実際の文章では結構出る。
もちろん新配列ではどれも特徴的な位置にあるけど、
JISカナの小書きなみに冷遇されたシフト位置の「を」は、
とても不自然だということがわかる。
(グラフで見る限り、句読点の1/3は出るわけで)
タイピングゲームではほとんど出ない「を」。
JISカナが速い理由に少し貢献してるかもね。
また、薙刀式の親指の左右が視覚化されたことで、
親指シフト系列の親指使用頻度の異常さにびびる。
こんなん折れるわ。(両親指とも薙刀式の倍くらい)
シフト機構が単純なことはいいことだけど、
そのトレードオフとして、親指をものすごく使うわけか。
僕は薙刀式の使用頻度ですら親指が痛くなる。
だから3Dプリントで「斜めに押せる」親指キーを開発して、
物理保護を考えてきた。
そんなの何もない、ノーマルキーボードでの親指シフト使いが、
大手を振って歩いていないのは、
この親指使用頻度がボトルネックなのではないか?
専用キーボードでは、
35gの軽さ×板バネのやわらかい挙動×独特の高いキー
×猫の手
のファクターによってギリギリ耐えていたものも、
55g前後のメンブレンやパンタグラフ×底打ち必須
×親指の横が当たる打ち方
では、かなりのダメージになるのでは?
僕は「有名シフターは体がゴツくて強い人では?」
という仮説を出している。
タフな親指を物理的にもってないと、
この頻度には耐えられそうもない。
僕のブログの記事をよくぶちこんで解析するのだが、
1万字だと2000打ずつくらいは必要になってしまう。
僕は多いと思う。
薙刀式は、シフト機構は複雑だけど、
そのぶん親指の負担を減らしていて、
分散してるのだなということがわかる。
(そのかわり、人差し指を超使う。これは異論が分かれるかもだが)
ううむ、非常に面白い。
自分の文章だから薙刀式が合うのはよくわかるので、
他の人の文章でも試そうかな。
Rayさんのブログとか?
同指連続打鍵のうち、段超え入力は一つも検出されず驚きました。
薙刀式では人差し指を酷使するとはいうものの、
急な制動を要求されないので指の動きが滑らかに接続され、
疲れが出にくいのかなと、
かな入力初心者ながらに感じました。
qwertyではuioからの段超えが要求される ば な ま行が 私は大嫌いで、これらのキーは押しにくいものという先入観があったのですが、薙刀式では「た」がb位置にあっても苦痛を感じないことに最近気づき、その疑問がたった今氷解しました。
指の負担一つとっても量、指順序 段超え等色んな角度があり、それらが数値化されるのは非常に面白いですね。
これまで先人たちが様々な指標を発明しては評価してきてて、
何を最小化/最大化するかは、色々な見方があると思います。
段越えは自分の感覚だけでやってて特に数値化してないんですが、
なかなか優秀っぽいですね。
とはいえ、同指ではない段越え、「なる」「たる」(MI、NI)はどう評価していいか難しいところかもです。「だよ」もそうか。
「では」「ては」(EC)は散々色んなバージョンで試して、段越えやむなし、という結論にしたので、数値的にはここが惜しいところかなあ。
「人差し指だけで打ちたい」というのは僕の念願なのですが、
キーボードでは一生そうはならないんだろう、だとしたら、
という感覚で、薙刀式は出来たように思います。
ともあれ、「使いやすいと主観的には思っているが、客観的にはどうなんだろう」というのは気になるので、
こうしたツールや他の人の感想は(欠点や批判も含め)大変重宝しています。
他の配列でも段越え0行進…
これ未実装なのでは…?(もしくはバグ)
同指段越えは、QZ、WX、…YN、UM、(YM、UNを含むかどうかは異論があるところ)…P/の10組+4ですね。逆順も含むで。
MIなどは異指段越え?で、あまり指標としては議論されないところ。
JISカナはどう数えようか。「同指二段以上」とすると、
ずいぶんパターンがありそうですねえ。
(JISカナのダメな部分としては重要な指標ですが)
数字段や記号は、とりあえず除きでいいと思います。
早速1万字くらい放り込んで色々やってみました。
薙刀式は大体1%台後半。
新下駄は1%切ることもあり、流石。
親指シフトはもとから上中段集中なので1%切る。
qwertyが2%、JISカナが4%くらいでした。
qwertyは母音→句読点が、JISカナは4段が効いてるのでしょう。
新配列系では薙刀式の段越え性能は良いとは言えないけど、
qwertyよりマシなのでとりあえずヨシ。
あと「片手連続の平均」に「NaN」と謎の文字がたまに出ることが。
解析文字数が少ないと出やすいので、ヌル文字かなにかかしら。
以下参考。
http://blog.livedoor.jp/eninlog/archives/4622547.html
に月配列系の解析表がありますね。同指跳躍がいわゆる段越え。
http://layout.kachoufuugetu.net/data/measure.html
を使ったものでしょう。
なるほど、やはりコード的なものでしたか。
分かりにくいので0表記がいいでしょうね。
(実際はそこそこの分量を食わせるだろうから、そんなには見ないでしょうが)