楽⇒速は成立すると思う。
速⇒楽とは限らないと思う。
論理配列はなんともいえないが、
物理配列については、最近体感している。
3Dキーキャップをもう6回ぐらいプリントしていて、
一回9000円くらいなので5万以上飛んでいる。
それだけやってみて分かったことは、
「これ打ちやすいぞ!」と高速で打てるキーキャップでも、
長いこと打つと疲れて指が痛くなるやつがある、
ということだ。
最初から打ちづらいものは、楽にも速くにもならないので論外。
楽に打てたとしても、
短距離では速く打てるが長距離では疲れるものと、
短距離でも長距離でも疲れないものの、
二種類に分かれるようなのだ。
つまり、「楽に打てる」をどこ基準に置くかだ。
「一見楽に打てても、長距離では疲れる」
を「楽」に定義してはいけないのだろうが、
でも小一時間なら楽々打ててしまうと、
認識を誤ってしまいがち。
「長距離では楽だけど、短距離では楽ではない」
はなさそう。
「長距離では楽だけど、短距離では速くない」
はあった。
ややこしいので、表にしてみる。
短距離 長距離
楽 速 楽 速
の要素がすべて満足するものがあり得るか?
というのが問いかな。
これまで僕が試行錯誤した中で、
あったものはこんな感じ。
短距離 長距離
楽 速 楽 速
○ ○ × ×(短期的にはよいが長期的に疲れてダメになる)
○ × ○ ×(速く打たなければだらだら打てるキーキャップ。DSA系)
○ ○ × ○(調子よく使ってると腱を痛める)
× ○ × ×(qwertyローマ字は僕にとってこれ)
新下駄配列は、「楽なことは速いこと」
と謳っている。
(8/14追記: 作者のkouyさんが新下駄をつくるまえ、
他の配列を使って感じたことだそう。
新下駄の主張というほどではないようだ。
実際新下駄は楽だし速いのは確かなんだけど)
しかし新下駄を挫折した僕は、
まだ、「楽なことは速いこと」かつ「速いことは楽なこと」
の境地に行けないのがとても残念だ。
qwertyローマ字の達人の動画を見ていると、
速いけど絶対長距離では疲れて持たないような動きをしている。
薙刀式は楽なことを大事に作ったけど、
めちゃくちゃ速くはない気がしてて、
オール○になるようなキーキャップやキースイッチと組み合わせて、
なんとかならないかなあ、
などと考えている次第。
新下駄の長文の創作文の動画が見たい。
速さと楽さの両立のさま、
どういう指の動きになるのかを知りたいなあ。
速く打とうとするときは、無意識に強く叩いてしまう。
そのことで疲労に影響するのだと思う。
短距離の叩き方と長距離の打ち方も違っていて、
両対応のキーキャップやキースイッチになるといいなあと、
ずっと考えている。
2020年08月13日
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