2020年08月15日

【薙刀式】苦手なダンスで挫折する

配列って、
「これが気に入った」に至る前に、
「どうしてもここが気に入らない」があると、
挫折しがちな気がする。


親指シフト: 左右親指同時打鍵の使い分け
下駄配列: 拗音シフト以降のシフトの多さ
新JIS: 小指までみっちり使わされること
月配列: 打鍵数が多いこと
JISカナ: 右小指死ぬ、不自然な運指
飛鳥: 左右親指がバタバタすること
新下駄: 中指薬指シフトの連続
薙刀式: 複雑なシフト機構

qwerty: A、TYの多さ、不自然な運指
左右分離行段系: 左右交互ばかりで速度が頭打ちに

こんなところだろうか。
他にもあるかもだし、やったことのあるやつだけ書いた。
薙刀式は予想。

配字や運指効率を云々する前に、
「ダンスはうまく踊れない」
が先に来る気がする。

どれもシフト機構や打鍵法則に、
由来するものばかりのような気がした。


作者の人はそう指が動くからそう作った。
しかしそう指が動かない人も世の中にはいるし、
そう動くけど別の動きが得意な人もいる。

ダンサーは全部のダンスを出来るわけじゃないし、
得意な振り付けがあるだろう。
そしてどれも「その配列でしか使わないダンス」を要求される。
だから、
「それは踊れる」「それは踊れない」が、
事前に分からなくて、
やってみるまでわからない。



先日、新下駄には珍しい鬼畜ワード、

大網白里(おおあみしらさと)
(dl)(dl)(dj)(do)l(sj)(sl)s

を知った。()は同時打鍵。
d四連、s三連の間に単打が挟まれ、最後はs単打と、
想像するだにややこしい運指。

漢字四文字とも和語の読みで、漢語の読みになってないからかな。
漢字熟語は普通は漢語読みだが、
地名は和語が残っているものだ。
精々三文字のところ、四文字になってしまったから、
厄介なんだろう。

「統計的に出現しにくい組み合わせを打ちにくい運指」
(統計的に出る運指を快速に、の裏)
の、最たる例かもしれない。
つまり統計的には漢語の連接のほうが、
和語の連接より出る、というのが逆説的にわかる。

和語を打ちにくいのは、実は新下駄の弱点?
百人一首とか打ちづらかったりするかも。

そういえば飛鳥は和語(やまとことば)にも注力したらしい。
新下駄が合理的な感じがして、
飛鳥が柔らかい感じがするのは、
漢語論理と和語感性の差だったりして。

めちゃくちゃ偏見だけど、男は新下駄、女は飛鳥が向いてる説。


だいぶ脱線したけど、
つまり、「打ちたい言葉のダンスが踊りづらい」
ことになっていると、
挫折しやすいんじゃないかな。



「モダン配列でよく使われる、運指機構基礎」
なんて練習ツールがあるといいかも。

左右親指同時打鍵の体験
(たとえば、変換キー+HJKL;、YUIOP、NM.,/、スペース+同を、
練習できる。同時が成立すれば○、そうじゃないと×が出るとか)、
逆手中指薬指同時の使い分け
(同様に、SLと右手同時で○●×が出るとか)、
中指前置、
親指連続シフト、
逆手人差し指同時と親指シフトの使い分け、
定められた文字領域の同時押しと単押しの使い分け、

などを練習できるのがあって、
配字以前の練習になり、
それらで自分の得意なダンス、苦手なダンスが分かるものがあると、
いいのかもなあ。
(DvorakJで簡単に実装できそうなので、作ってみるかも)

qwertyしか知らない人には、初体験のムーヴばかりだろうから。


ダンサーは、ヒップホップがしたいとか、ジャズがしたいとか、
あれは出来そうとか、見た目と自分の体との相談でわかると思うけど、
配列の動きは動画がなかなかないからね。

(あっても速すぎて初心者には何がなんだかわかりづらいし、
そもそも「多くの人が挫折しやすいところを、
スローモーションで見せてくれる教材」を作るほど、
多くの人が挑んでないしなあ)
posted by おおおかとしひこ at 09:03| Comment(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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