実はまだ薙刀式v12になってから、「ぴゃ」を実戦で打っていない。
小説13万字書いたけど一回も出なかった。
以前「八百」「六百」「ぴゃー」ぐらいしか使わないのでは?
と無理やり考察したが、大体その通りかも。
というのも、v12版は「ぴゃ」がすごい同時押しなのだ。
X+H+M。
HMを人差し指中指で押す最適化の同時押しは、
やったことなければまず一発で打てない。
薙刀式の記事のときに、
「ぴゃぴゅぴょ」と書こうとして、
三回くらい間違えた。
しかしそのために使った以外、
実戦で「ぴゃ」を、おそらく一度も使っていない。
だって俺とっさに打てないもの。作者なのに。
ツァとかクァとかは固有名詞でも出てこない限り使わないだろうと覚悟はしていたが、
一応標準装備扱いの半濁音拗音を、
ここまで使わないとは。
ヴィの方が使ったくらいだな。ヴィランとか。
kouyさんの100万字統計だと、
拗音最下位は「ぴゃ」「びゃ」のタイ6回。
(むしろなんの単語で出たのか知りたい回数)
6/100万は、小説13万字で一回も出ないのは全然ありえるわけだ。
実のところ、自分から打つか打たないかは、
自分のボキャブラリーとも関係しているかも知れない。
僕はぎりぎり「白虎」「白檀」「白蓮教」
くらいは使うから、「びゃ」のほうを、
「ぴゃ」より使うと思う。
八百をはっぴゃくと書くことはほぼなく、むしろ「八百屋」「八百比久尼」「八百万の神」
の「やお」読みでしか使わないだろう。
でも時代劇小説家なら、江戸八百八町は使うのかなあ。
大阪出身ということもあり、江戸八百八町はたぶん生涯でいま初めて書いた。
ちなみに、
ぴょは、発表で一番使うからすぐに打てる。
ぴゅは、コンピュータくらいでしか使わないから、ちょっとどもる。
ぴゃ行の同時押しは、
X+M+(H、I、P)
というどれも難易度が高い3キー同時押し。
でも滅多に使わないから、まあこんなもんかなあ。
ええっと、なんだっけ、と思いながら、
「ひ」「゜」「やゆよ」とゆっくり指の形を作れば打てるし、
「ぴ」と「ゃゅょ」でもいいか、と割り切れるかも。
むしろIMEで、びゃ行入力してぴゃ行変換してくれてもいいくらいかもねえ。
進化の名残で残しておくが、
いずれ足の小指の末端骨みたいに、なくなるかもしれない。
(今一個足りない人が少数ながらいるそうだ)
2020年08月26日
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