2020年09月08日

【薙刀式】最新打鍵動画12公開!

薙刀少女のアイデンティティー12出来!
1212字(変換後)/10分でお送りします。

https://youtu.be/4ddvvKIaDJY

今回の動画は、「思考の単位」を図示してみた。


コピー打鍵でなく、創作文を書いていく過程において、
全体的に何を書くかという構想、
今何を書いているかという短期的視野、
「ここからここまでを文字として出力する」という打鍵意思、
の3レイヤーぐらいがあるとして、
一番短い、
最後のものを「思考の単位」とした。

具体的には、「ここからここまで思考の単位」を動画内で図示してみた。

僕の思考はもっと広い範囲のことを考えつつも、
「字を書く」動作意識があり、
その単位がわかるようにしてみたわけだ。

もちろん、
一文字一文字スタンプするわけではなく、
「何文字かを一気に書く」を脳も体も準備していて、
一気に書くのである。

たとえば上の文では、

 一気に|書くのである。

などのように、2ブロックで書かれることになる。


で、薙刀式は、
この、ひとつのブロックを一気に連続して打つ効率がいいのだ、
ということを言おうとしている。

実際にそうかどうかは、
「視覚的に明らか」とまでわかりやすいわけではないので、
自分の目で確かめていただきたい。
(意外と自分の打鍵が速くなっていて、
じっくり考えるより速く文字が進んでしまう。
スロー再生のほうが研究しやすいかも)


薙刀式は日本語の言葉を、
「話題の語」と「繋ぎの語」に分けて考え、
繋ぎの語を楽に打てるように重視したことは、
これまでも書いてきた。
それを視覚化しようというこころみだ。


で、
実際にやってみる前は、
「話題の語+繋ぎの語」を一単位として、
次々に言葉が紡がれてゆき、
1ブロックの語尾部が加速しているように見えるのではないか?
と予想していたのだが、
案外例外が沢山ある、ていうかほぼ例外、というのが今回の発見であった。


そもそも考えながら書いているのであり、
自分の思考がそもそもそうなっていないこと、
また、日本語は必ずしも「話題の語+繋ぎの語」のループではないこと、
の二つの結果だろう。


具体的にのべる。


1. 「話題の語」|「繋ぎの語+話題の語+繋ぎの語」の構造が多発

まず話題の語をあげて変換確定。
これで脳内の空間をその話題に限定し、
そこから繋ぎの語を使って紐を引き出すようにして、
次の話題の語へ繋ぐ、
という構造が散見された。

体言止めをして耳目を引き、
そこから話をつないでゆく、
演説的な手法とでも言おうか。

別に観客に向けて喋っているわけではないのだが、
書くことは架空の観客に向けて書くことでもある。

まず概念をひとつ共有して、
そこに紐をくっつけて話をしていく、
というのは、日本語特有の構造かもしれない。


2. 句点直後のエンターの多発

打鍵効率から考えると、このエンターはまったく不要だ。
「○○○○、」変換してよければ、次の文字を書けば自動確定する。
変換の後にエンターを挟む必要はない。

しかし僕はどうしてもこれをやるようだ。
癖なのかと考えていたが、
実はこれは脳内メモリの解放行為なのではないかと思った。

考えを文字に落としていくとき、
ある一定のバッファがあり、
手が文字化していく。
それが句点の1ブロックに達したとき、
脳内メモリをクリアして、
次の文字をバッファに入れるために考えよう、
という区切りのために、
僕はエンターを打つっぽいのである。

これはルーチン作業のような感じだから、
抜けないかも知れない。

幸い薙刀式は、読点では確定つきなので、
句点だけこの現象が起こるようだ。
(句点確定も検討したが、句点を超えて文章を書くときもあるので、
確定単位は一文単位とした。
qwertyでは原理的に確定せず複数文を書けるが、
それは現実的でないと考えた)

これだけ確定が多いのなら、エンター単打はあるのかなあ、
などと妄想してみる。
qwertyローマ字のッターンは、こうしたことと関係しているかもだ。



3. 思考の一単位内で、変換確定一回とは限らない

一単位内で複数変換をかけたり、
一単位内で複数確定を押したりすることもあった。
特に漢字変換をさっさと確定させたいときに、
これが起こるようだ。

ということは、
ある程度IMEを意識しながら書いている無意識がある、
だと思われる。

僕は漢直である手書きを捨てないが、
それは、これをしなくていいからかも知れない。

逆に、僕の脳内では漢字なのに、
画面ではひらがな状態であることが嫌で、
さっさと漢字にしてしまいたいストレスの解消かもだ。

(脳内発声ありの人はどうなってるんだろ。
ひらがなでとりあえずワンブロックを吐き出して、
その後、えーと漢字だとこう書くのかな、
などと二度手間なのだろうか?)



4. BS、再変換がわりとあること

BSの近さ(U位置)は薙刀式のウリだ。
編集モードを活用して、
「戻りながら選択→再変換→確定して文末へ復帰」も、
なかなかの回数あった。

書くことはただ頭の中から吐き出せばOKではない。
一度書いたものの、こうしたほうが伝わりやすい、
などと直しながら書いていくものだ。

もちろんミスタイプも数%あるので、その訂正にも使う。

しかしその範囲は、常に思考の範囲の単位で行われている気がした。

実際の原稿作りでは、もっと俯瞰から見て、
文の挿入や削除、ブロック入れ替えなどもやるのだろう。

ただカナを打つだけの、
こうしたことに配慮がない配列は、
僕は片手落ちだと考える。

ざっくりいうと、
僕のトップスピードは5カナ/秒で、仕上がった文章は3カナ/秒くらいなので、
3:2で、
打鍵と、思考や変換や訂正に時間を使っていることがわかる。




僕は別に「書くこと」の研究家ではないが、
図らずも、リアルタイムで人間はどのように思考し、書いているのか、
書くときに何が起こっているのか、
考えざるを得ない立場になってしまった。

まあ、配列を突き詰めるとそうなるのかも知れない。
(僕は、コピー打鍵やタイピングゲームはどうでも良くて、
創作文を書くための配列を考えているので)


誰もこんなことを考察していないから、
やってみた。
参考にされたい。


で、薙刀式はやっぱり、
自分の思考の一単位に、打鍵の一単位がシンクロしやすいように思える。
あくまで主観なので、客観的にもう少し観察してみたい。
posted by おおおかとしひこ at 17:52| Comment(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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