次クールドラマ「僕らは恋がヘタすぎる」の宣伝から。
>初共演の川島と白洲を主演に迎え、
>「自己犠牲ガール」「Mr.正論」「セフレ体質女子」「影ありチャラ男」「健気わんこ系男子」と、
>それぞれ性格がまったく異なる男女5人が繰り広げるリアルなラブストーリーとなっている。
結局ラブストーリーの線は、
くっつくか離れるかしかないから、
点(この場合性格と主演)を消費して終わるのかもしれない。
つまり、
点が豊かなものは、線が期待されていない。
点のカタログを開き、
消費し尽くせばおしまい。
ラブストーリーにあらたに、
文学的芸術的価値が生まれるとは思えないので、
たくさんの点の消費でおしまいなのだろう。
だから線の好きな男は、
ドラマを見なくなったのだろう。
トレンディドラマでラブストーリーがはやったとき、
「結局順列組み合わせやないか」
と男の観客たちは線を俯瞰して気づいてしまい、
早々にラブストーリーから撤退した。
それと少子化は関係あるかな。
いま、価値のある新しい線はなにか。
それを映画やドラマは模索するべきで、
そんな気骨のある脚本家は、
点ばかり消費する世界に嫌気がさして、
さっさといなくなったのかもしれない。
シナリオに価値のある線がないから、点ばかりを消費するのか?
点ばかりを消費するのが手堅く数字を取るから、
そればかりを強調するのか?
鶏と玉子の関係だけど、
僕はこの消費の仕方に我慢がならぬ。
まあ、スナックレベルのドラマに文句をつけてもしょうがないかもだが、
もっと面白い物語(線)がほしい。
男にとってラブはスナックではないのだから。
2020年09月15日
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