ことに気づいた。なんということだ。今頃。
文字を打つのにテンキーありのフルキーボードは不要
→テンキーレス便利!机も広く使える!
→もっと少ない60%がいい!
→60%は、FJを真ん中にできる!体の中心が文字の中心!
→左に手をひねるから痛え!
→左右対称分離キーボードがいいぞ!体の中心にキーボードだ!
…(時間経過)…
→久しぶりにロウスタッガード触ると、左手ひねって痛い!
→おや?ロウスタッガードは、
キーボードの文字領域を体の左側に置き、
体の中心がKLあたりにあるといいのでは?
つまり、テンキーありのフルキーボードで使うと丁度いい?
(今ここ)
「qwertyローマ字がそこまで文句が出ないのは、
実はフルキーボードで使ってるからではないか?」
という仮説。
実際、FJを体の中心にしてqwertyローマ字を打つと、
やっぱり左手は痛くなる。
これは薙刀式も同じ。
薙刀式を久しぶりにロウスタッガードで打ってテストして、
やっぱ左手痛いなあ、
じゃあめっちゃキーボードを左にしたらどうなる?
とやってみたら楽になり、
だいたいテンキーぶんくらい左だということがわかり、
このままqwertyローマ字も打ってみたら?
と思ってやってみたら、
だいぶ左手の負担が減った。
これは60%以下派にとって、
新たな再発見ではないか?
タイプライター開発時のエピソードに、
「手書き原稿の清書時に、右に原稿を置く」
のが主流で、キーは左へずれたのだそうだ。
これを知ってたので、
ためしにキーボードを体の左へずらしてみたら、
「こういうことか」がわかった。
そうか、qwertyは体の正面で打つ配列では、
そもそもないのだな。
「FJを左右対称の位置に構えましょう」という教本は、
間違いだったのか…!
やっとわかったqwertyの真実。
ひょっとするとフルキーボードのテンキーは、
それを前提に空いた位置に置いたのかも知れないなあ。
「体の中心にキーボードの中心を合わせる」
はエルゴノミクスの初手だが、
ロウスタッガードの場合はフルキーボードの中心を合わせる、
格子配列など左右対称は、FJの中心を合わせる、
と考えていいのかもしれない。
で、やっぱり体の左側で文字を打ち続ける、
左ロウスタッガードは、まったく合理じゃないよね。
テンキーとか満遍なく使うのならいいかもしれないが、
僕の用途は日本語長文専用だ。
薙刀式は、左ロウスタッガードでも使えますが、
FJを体の中心にしないほうが痛くならないです。
KLあたりを中心にしたほうがマシでした。
このへんは人の体格などにもよるので、各自調整を。
おすすめは左右対称のキーボード。
(格子配列で左右分離、またはシンメトリスタッガード、TS配列、
またはコラムスタッガード)
前にならえをした時の両手の間にテンキーレスのキーボードが丁度収まるくらいの位置にキーボードを置くようにしています。
一日中エクセルを触っていて、右手はほとんどカーソルキーの上にあるため、自然とこのようなポジションになりました。
あと、いまはペーパーレスになりましたが、以前は紙の資料をキーボードの手前におきながらPCを操作するのが常でしたので、いまもその名残でキーボードの手前はA4の紙が置けるくらいに、体からキーボードを離して打つくせがあります。
会社の広い机では、僕もMacのフルキーボードをそのように使ってますね。
「フルキーボードは右側のスペースが無駄である、
文字部分を真ん中に」という主張を最初に聞いて、
「そうか、文字うち用のキーボードは真ん中に置けば」
と思ったのが、左手腱鞘炎の始まりだったのかも知れません…
こういうことは、
一番文字を書く人たちに、まったく周知されてないよなあと思います。
全部自己責任になってしまう…