2020年09月22日

【薙刀式】無刻印キーキャップを使える数が、自分の打鍵範囲説

自作キーボードをめぐる言説をみていると、
無刻印の人気のなさが伺える。
僕は圧倒的に無刻印派なので、好みも色々あるなあと思っていたのだが、
手元のMiniAxe36キーを見て気づく。

つまり、無刻印キーキャップの範囲とは、
「自分でブラインドタッチで扱える範囲なのでは?」
という仮説。


つまり僕の扱えるブラインドタッチは、
36キー範囲までだ。

フルキーボードの右小指外は苦手だし、
そもそも左小指外の一列も苦手だ。
数字段はまだマスターしてない。
(MiniAxeでは右Raiseにテンキー配置したので、
一生覚える気がない)

数字段の記号なんて全然で、毎回4つくらい当てモンで打っている。
ファンクションキーも使わないし、
右外の島はカーソル以外何がどこにあるかも分かってない。


つまり僕が、
記憶負担がなく、
すっと指が届く範囲は、
30+親指3キーずつだと思う。

(正確にはQを思い通りに打てないので、
29+6かも)

この範囲なら、無刻印キーキャップで問題ない。


しかしこれ以上増えると、
頭の中で扱い切れないかもしれない。
たとえばレツプリみたいに5キー4段フルにあって、
40キーになったら無理だと思う。

ということは、思い出すために、印字キーキャップを必要としそうだ。

40%キーボードなんて使ってる人は変態だから、
60%や80%くらいの自作キーボードでは、
だから印字キーキャップがいるんだな。

もっとも、
いろは坂みたいな全部を使う範囲を使える人や、
JISカナや龍配列が使える人や、
新下駄の3段半が使える人もいるので、
僕個人が36が限界、
というだけかもしれない。

それ以上キーがあると、
僕は頭の中の算盤の桁が足りなくなるのだろう。
全てが結びつけられなくなるのだと思う。

清濁別置配列に挑戦した時も、
「キャラが多すぎる」と思って無理だった。

120以上もキャラがいる格闘ゲームのようだ。
僕はせいぜい30×2以内のようなのだ。



この範囲は、
人によって異なることが考えられる。
フリックが楽なのは、基本が12キャラでいいところだと思う。
(両脇入れても19)
インドの奇形の人で6本指の人のタイピングを見たことがあるけど、
これまた脳内のマップが違うのだろう。



何キーくらいまでなら無刻印でも大丈夫か?

それを想像することで、
使える配列のキー範囲が予想できるかもしれない。

僕はせいぜい、薙刀式と月と新JISが限界だなあ。

楽器におけるオクターブみたいなことかな。
鍛えれば増えるのかしら。
オッサンからでは無理なのかねえ。
posted by おおおかとしひこ at 21:05| Comment(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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