2020年09月22日

【薙刀式】僕が撫で打ちをする理由

単純にMacのパンタグラフでPCを覚えたからだと思ってたが、
そうではないかもしれない。
ペンを握る時、右人差し指が接触する点。
そこを、僕はJキーに接触させている、ということに気づいた。


道具の接触点で、道具はコントロールする。
僕の右人差し指で一番敏感なところはたぶんそこだ。
決して指先ではない。

横から見たら、中段ホームキーの人差し指は、約30度くらいの傾きだろうか。


タイピングってやっぱり指先で打つ、90度なのが普通なのかなあ、
と思い色々調べているのだが、
そこは常識でしょの範囲なのか、
なかなかスタンダードはこう、というのがわからない。
驚いたのはこれ。

タッチタイピングにおける手指の形 - 鹿児島大学 理学部
https://www.sci.kagoshima-u.ac.jp/shinmori/TypingS.pdf
中段フル垂直。X方向にも傾けてはいけないらしい。
手首曲がりまくり。
絶対嘘だ。こんなんで1万字書けるわけないやんけ。

「タイピング フォーム」「タイピング 指先」「タイピング 指の腹」
で画像検索してみると、
ほぼ中段は90度に構える写真ばかり。
たとえばこんな。
0D789658-ED55-4319-B9E9-5767552EC996.jpeg


ネイルつけた人だけが、
僕と同じところを接触させている。

それで「爪を切るとタイピングがはかどる」系の記事も多い。
撫で打ちは爪関係ないもんね。


あれ?
やっぱりみんな指先でキーに触れてるのかしら。


僕はペン出身だからか、
ペンに触れるここでないと文字をコントロールしている気になれない。
ゲーセンのボタンもここで打ってたなそういえば。
電気のスイッチもここで触ってるし、
ATMも電卓もフリックも、箸も筆もここだな。
(スマホは斜めに持ち、垂直ではない)

だから他の指も同じところが触れるべきだと思い、
それが実現する3Dキーキャップを製作中なのだ。
(現在最終調整中…プリントに7営業日はかかるので、
大変なんです…)

しかるに、
世の中の人は指先で基本打つらしい…?

まさか、指先を立ててペンを持たないよね?


キーボードはペンか、それともピアノか?

鍵盤としての基本は指先で、
ペンとしての基本は指の腹というわけか。


撫で打ちはパンタグラフに結果的に多いのかもだが、
この打ち方をする人はメンブレンだろうが自作だろうが、
同じ打ち方をすると思う。

指先で突き刺す打ち方の人は、
パンタグラフが苦手だという話も聞いたことがある。
実はフリックも苦手だったりして。

そもそもタイピング得意な人は手書きが苦手な人が多く、
そもそも指の腹の神経が発達してない可能性すらあるかもしれない。


僕がキーボードにずっと違和感があったのも、
本来、ペンを持つ指の部分で触らない道具だったからかもしれない。

あくまで仮説だけど、
棄却されるほど事実を調べようがないので、
撫で打ちがパンタグラフ由来とは限らない、
ペン由来説を僕は唱えてみるとしようか。
posted by おおおかとしひこ at 23:14| Comment(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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