2020年09月25日

【自キ】3Dプリントキーキャップのステムがゆるゆるのとき

3Dプリントは、どうしても材料が縮むことがある。
0.05mm精度でステムの緩みが変わるので、
たまにゆるゆるステムが出来上がってしまうことがある。

特にDMM.makeのだと作者が検品出来ないので、
避けられない事故だ。

マスキングテープを使った補修のライフハック!


マステくらい自作キーボードやるならご自宅にありますよね?
それを使って簡単にいいキツさに調整できますよ!


1. chocの場合。

ステムが飛び出ているから、
それにマスキングテープを巻いて厚くする。
巻くと、剥がれてスイッチ内部に残ることもなく重宝。
刺さった状態だと黄色も目立たないし。

適宜いい大きさにハサミで切れるし、
巻きを1周、1周半、2周などで調整できるし、
そもそも滑りがいいテープだから抜き差ししやすいし、
取り回しが楽ですよ。


2. MX軸の場合。

スイッチの十字側にマステを貼るのは、
他のキーキャップと交換するときに面倒なので、
理想はキーキャップの十字穴の内のへりに貼ること。

でも難易度が高いので、

ステム足の大きさにマステを切る。
(正確に円でもいいし、ちょっと大きめの四角でもよい)
→足の底に一回貼る
→そのままぶすりとスイッチにさす

がオススメです。
マステが内側のへりのどこかで破れているだろうけど、
外から見たらたいして問題ではないので、
僕はこれで過ごしている。

失敗したらピンセットでほじくり出せるし、
いい感じの柔らかさだし滑るから抜き差ししやすいし、
2枚重ねでよりゆるゆるでも対処できます。



3Dプリントのステムの穴の精度で困ってる人いたら、
参考にどうぞ!

そりゃ金型で射出したメーカーの精度には叶わなくて当然。
そのかわり個性的なキーキャップを作る人たちを応援しよう。

ちなみにレジン系だと、
透明セロハンテープで目立たないように同じことができます。



さらに、キツイ場合は何度か抜き差しすると、
いい感じに材料がなめされてキツくなくなる場合があります。
実はそれが寸法通りのプリントで、
ちょうどいいのが材料が縮んだプリント、
ということもあり得ます。
経験上0.05mm違うと緩さが変わってくるので、
ふつうの精度ではコントロールしきれない要素なので、
そこは自作派としてなんとか対処しましょう!
posted by おおおかとしひこ at 16:31| Comment(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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