2020年09月27日

【腱鞘炎】棒ストレッチは深層筋に効く

手首や肘周りや肩の、筋肉や筋のつきかたは非常に複雑で、
大抵のストレッチでは全部は凝りが取れない。

しかも大抵のストレッチでは、表面的なところには効くが、
深層部が凝ったままであることがとても多い。
(深層部のストレッチは危険だから、ネットでも発表されないのかな)

それが、棒一本でだいぶ楽になることがわかった。


用意するの: 麺を伸ばす棒みたいなの

僕の棒は、ハンズ木材売り場で買った、
太さ3センチ、長さ30センチくらいのやつ。

もともと電車のドア横の捕まる棒(銀色のやつ)を握ったまま、
肘を内回転外回転すると、
なんか腱鞘炎に効くっぽいことが経験的に分かっていて、
それを自宅でも再現できないかと思って買ったもの。
何百円かで買える。

木でなくてもいいけど、持つ手が気持ちいいので。
太さは力をこめて握りやすい太さがいいと思う。


やり方: ストレッチしながら、棒を握るだけ。

まず単純に棒を両手で持ち、握る力を込める。
そのまま肘を内回転外回転したり、
両手を上にあげたり、雑巾絞したりする。

これだけで肘や肩の深層筋、
ストレッチで伸びづらいところに力がかかることを自覚する。

そのまま各種ストレッチの体勢を取る。
肘を伸ばしたストレッチ体勢のまま棒を握ると、
ただ表面の筋が引っ張られるのではなく、
深層筋が引っ張られることが自覚されると思う。

コツはストレッチで表面の筋肉を伸ばした状態で、
棒を握り込むこと。
連動した深層筋も伸びることになる。


そもそもタイピングの疲れはこの深層部に溜まっている。
表面の筋はストレッチやマッサージでなんとかなるが、
関節に付いている深い部分が凝ると、
なかなか取れないし、
タイピングを続けるとずっと溜まるし。

剣道っぽく両手で持ち、
振りかぶって握り込んでストレッチ、
雑巾を絞るように振り下ろしてストレッチ、
なんかも効くよ。

あとヌンチャクっぽく、
振りかぶった棒を背中側に回し、
下からもう一方の手で持つと肘裏が伸びるので、
棒を握ることで深い筋肉に効く。

肘裏、二の腕の裏、肩の後ろから肩甲骨、
あるいは手首と肘の間、肘の内側、
などのいろんな所を自覚的に伸ばしながら、
棒を握るとさらに効く。



ということでオススメです。

今僕は資料を大量に読んでいて、
机の上に本を開き、棒でストレッチしながら読んでます。
一日中ちょいちょいやり続けることで、
ほとんどの痛みは取れて、
三日やればぶり返しもだいぶ楽になります。

あんまり力を込めすぎると逆に固くなるので、
柔らかく伸ばしたのを、
柔らかい握力でさらに柔らかく伸ばすイメージで。
posted by おおおかとしひこ at 12:25| Comment(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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