2020年09月27日

【薙刀式】Delキーの位置

Delって微妙だよね。使う時は使うし。


ここでいうDelは、
Windowsでいうところの、
BS(カーソルの前の字を消す)と対になっている、
「カーソルの後の文字を消す」機能のDelを指す。

MacだとBSキーのことを、
Deleteキー表記していたりして紛らわしい。
(自キでもMac派はDeleteキーの意味でDelキーキャップを使ったりして、
ややこしいよね)

ちなみにMacにはDelキーがなく、
使いたいならFn+Deleteですって。
ひとつ賢くなった。
(フルキーボードだと、Windowsと同じ島にあったりします。
ちなみにさらに便利な一覧をみつけた。
http://c-through.blogto.jp/archives/31512818.html
賢いなあ。
しかしキーボード画像が、悪名高き「BSしようと思ったら電源ボタン」
になってるのが凶悪で笑う)


で、
Delをどれくらい使うか?
ということ。

このキー、
使う時はBSとペアになるくらい使うし、
使わない時はなくてもいいと思うくらい。
だからMacの、同じキーでペアにしてしまえ、
という発想は賢いと思う。

「わざわざカーソルで後ろへ移動して、
BSしながら戻ってくるよりは、
移動せずにDel連打が早い時」
が一番使用するシチュエーションか。

それはおそらく、
「一次元的に書き連ねている時」よりは、
「出来上がった原稿を推敲するとき」だろう。
前者ならBS連打でいいしね。

実際は、
「推敲して直したら、
その後の部分も気になるので、
その位置から消していく」
時に一番欲しいキーかもだ。


ちなみに薙刀式の編集モードでは、
「カーソル位置から文末まで削除」という便利なキーがある。
僕はこれと5文字移動、1文字移動を駆使して、
ざっくり消して書き直すことが多い。
(DFを押しながら各種移動削除ができてべんり)

ざっくり消さず、数文字だけ消して書き直すときに、
Delを使うようだ。

ちなみに薙刀式では、
BSがU単打、「文末まで削除」がDF+U、DelがDF+Oと、
削除系が並び、Delは一段劣るが並びの扱い。

このへんが、
「使う時は使うし、使わない時は使わないし、
しかもBSと対」の感覚に近いかなと思っている。


フルキーボードでは、BSはもちろん、Delも遠すぎると思う。
ほんとにみんなこんなんで推敲してんのか?
だったらマウスで選択してBSのほうが視覚的でいいくらいだよな。


色んな人の自作キーボードのマップを見るけど、
意外とDelの位置は考えられてないことが多い。

本来BSやカーソルやShiftやCtrlやHomeやEndと一緒に、
一括りの移動選択系になるべきだと思う。
ついでにカットコピーペーストもだ。
ついでにPgUpやDnもか。

せっかくこれらを自由に出来る自作キーボードでありながら、
みんなそこまで詰めてないことが多いんだよな…

ということで、
薙刀式の次の編集モードでは、
選択も含めて動線が繋がるようなキーマップになる予定。

Del単独では考えずに、
移動したり選択したりといったことと動線が繋がるべきだと思う。



BSまでは配列で考えられているのもあるけど、
Delについて考え抜かれた配列は寡聞にして知らない。
なのでDelについて、あるべき哲学もわからず、
独自に考えてここまできた。


Ctrl+カーソルの「文節移動」「段落移動」、
Ctrl+ Shift+カーソルの「文節選択」「段落選択」は、
エディタによっては機能しないことが多いため、
編集モードからは除いてある。
どのエディタでも使えたら最高なんだがな。
(本当に欲しいのは、一文移動と一文選択。
プログラムするのは簡単なのに、
なぜオフィシャルに実装されないのか…
ぶら下がり禁則処理とぶつかるのだろうか…)


カナを打つだけが配列ではないと僕は考えている。
変換操作や修正も含めて「書く」ことに入ると思う。
だからそれらを統合して動線を最小にしたい。

かつては、
検索や置換や単語登録や入力補完ショートカットまで配列に含もうとしたが、
自分あんまり使わんわ、と優先順位を下げた記憶がある。



薙刀式は実は4面の配列かもしれない。
カナ単打、カナシフト、編集1、編集2の。
それくらい今回は動線の見直しをしている。
とりあえずDelはいつも固定のOだな。
posted by おおおかとしひこ at 19:01| Comment(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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