2020年09月29日

【薙刀式】ホイールUpDn廃止

横方向への移動(縦書きの場合)の挙動の差を整理してみる。


【カーソル(←→)×n】
カーソルが移動。端へ行き原稿に続きがあると画面が自動スクロール。

【ホイールUpDn】
カーソルは動かない。表示画面のみスクロール。
スクロールしたあとマウスで位置を指定してクリックして、
はじめてそこにカーソルが移動。
スクロール後クリックせずカーソルキーを押すと、
もとのカーソル位置に画面が切り替わり、カーソル移動。

また、縦書きエディタによって、UpDnのバインドが逆のものがあり、
エディタ側から変更できないことが多い。
例:
iText: Up左スクロール、Dn右スクロール、
TATEditor: Dn左スクロール、Up右スクロール(デフォ画面時)
word: Dn下スクロール、Up上スクロール(この機能いらんやろ。中途半端な所で止まるし)

【Pg UpDn】
エディタに設定されている値を読み込んで?、
1ページ行ぶんカーソルを移動させる。
ただしPg Up→Dnをすると、
もとのカーソル位置に戻らない現象が多々ある。
画面スクロールのアルゴリズムはエディタによって不安定。
まったく同じポジションの次ページ/前ページの位置にいき、
一ページ丁度スクロールしてくれるとは限らないのが厄介。
とくにwordだと上下に両ページが半分ずつ入ったあたりで止まったりする。
むかつく。


【Ctrl+End】
ファイルの最後へカーソル移動。
書きかけの原稿の場合、色々編集したあとに、
「最新部へ移動」になるので便利。
対になるCtrl+Home(ファイル先頭へ)は使わない。
(プログラミングなら#includeなどを弄る時に使う?)
先頭へ移動する時は特別に与条件を変える時などの深刻な改造のときなので、
マウススクロール+クリックの手間でも問題ないだろう。


ということで、
閲覧のみでカーソル移動にクリックが必要なホイールUpDnは、
他と挙動が異なるため、ややこしいので廃止します。
(QMKのメモリ解放の朗報)

横移動系は、
←→
Shift←→(デフォルトのTY位置、シフト)と、
編集モードの
←→5
Pg UpDn
Pg UpDn5
Shift←→(重複で入れるかは検討中)
Shift←→5
Ctrl+End
の使い分けに洗練させようと思います。
(レイアウトは調整中)

Ctrl←→(段落移動)、
Ctrl+Shift←→(段落選択)は、
とくに移動先の予測が出来ないので不採用。
論文ならパラグラフごとで編集可能かもしれないけど、
物語は段落だけでいじってもいいことないので
(前後関係が複雑なため)、不採用としました。



整理してみると、多いのに使いこなしているとはいえず、
意味で移動選択するにはマウスによる、
ホイール、クリック、ドラッグが手っ取り早いかもしれない。

とくにホイールUpDnが「カーソル移動を伴わない」
というのがその他と挙動が統一されてなくて、
今までどうやってたかなと思い出すに、
「画面をタッチ」してたことに気づく。
マウスに手伸ばすのも画面に手伸ばすのも同じ無駄と思い、
ホイールUpDnはめでたく廃止と相成りました。

英語なら、
2クリックで単語選択、3クリックでパラグラフ選択、
なんて芸当が可能だけど(区切りがスペースだし)、
日本語の場合は語と語の切れ目を、
自動で判別するのは難しい。
(wordなどはある程度変換時の文節が記録されてるっぽいが、
すべてのエディタはそうではない)
ので、
使える機能だけを残して整理を続けます…
posted by おおおかとしひこ at 10:42| Comment(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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