タイプウェルを再開してみた。
ミスのない打鍵を身につけられるだろうか、
という実験的なことを確かめるためだ。
カタカナ語だけ異様に苦手な理由が一つ分かった。
僕、これだけ例外的に脳内発声がある。
常用語、慣用句は、
脳内発声がほぼない。
意味を文字を見て理解して、意味を手で打っている。
漢字は、地名以外は同様。
知っている地名は脳内発声がなく、
知らない地名は脳内発声があるくさい。
たとえば「大網白里」はどこの地名か判然としないので、
脳内で発音してその通りに打つくさい。
カタカナはさらにその傾向が激しいようで、
殆どの言葉を脳内発声しているようだ。
(例外的に、短めで日常でもよく使う言葉、
ファイル、トリミングとかは脳内発声がない)
カタカナは表意文字ではなく、完全に表音文字だからかな。
他のジャンルでは、
ひらがなオンリーの言葉さえ、
日常的に慣れているという理由で、
音よりも意味で脳内では扱うようだ。
タイピングではなく手書きだとどうだろう、
とやってみると、
書き慣れていないカタカナ語は、やはり脳内発声する。
知らない地名も、脳内発声するようだ。
小学生のように、
意味の取れない言葉は、
口で言いながら確認する、
指差し確認的な行為が、
どうやらあるようだ。
もっとも、ワード慣れしまくれば、
すべての有限のワードは意味を持ち、
脳内発声なしで意味として打てるかもしれない。
カタカナ語はカタカナだけでは意味がなくて、
本当は英語のスペルに意味がある。
そのへんの齟齬もあるのだろう。
先に、
外来音同時押しに慣れていないことによるビハインドを書いたけど、
それだけではない、
脳内発声の問題がここに横たわっているようだ。
口を動かしながら打った方が速かったりして。
(あるランクまでは使えるテクニックらしい。
これも、指差し確認と同じ効果だろう。
武道でも声を出したほうがフォームが整う効果がある)
薙刀式は、脳内発声のない僕が使うための配列。
脳内発声ありに弱し、かも。
2020年10月02日
この記事へのコメント
コメントを書く