とんでもないスピード感。
https://www.youtube.com/watch?v=L3PEV_EiI-Q&feature=youtu.be
Dvorak配列の理論通り、
・ホーム段からほとんど動かない
・左手は母音でどっしり安定、器用な右手を広範囲に動かす
のとてつもなく高速なものがこれである。
興味深いのは、
ほとんど同テンポで打っていることだろうか。
いや、結局極めると遅いテンポのところがどんどん詰められていって、
速いテンポのところに追いつき、
見かけ上同テンポに見えるようになるのかもしれない。
僕が薙刀式で打つと、もっとバラバラのテンポだ。
単語によって得手不得手があり、
加減速を繰り返しながら進む。
それをここまで等速直線運動っぽくしたのは、
本人の努力なのか、
Dvorak配列ならでは、なのかは、
ちょっと不明である。
しかしスペースあんなに打つんだなあ。
単語と単語の間に区切りとしてのスペースを入れ、
あとは26文字を使えば良い、って、
やっぱ英語はタイピングに向いてる言語だなあ。
そもそも日本語をタイピングするのは合ってるのか、
まで考えてしまう。
もっと日本語に応じた、的確なデジタル入力道具があるのではないだろうか…
(追記)
動画を見返して気づいたのだが、
英語って行終わりは必ず単語が終わるよね。
行をまたいだときは次の行から始めるのがルールだ。
タイプウェルの日本語では、行終わりから次の行はじめに単語がまたがっていて、
ここの部分の処理がいつも超ムズイ。
こうしたことも、英語がタイピング向け、ということに寄与している気がする。
日本語が手書きのときはキリのいいところで改行したり、
字の大きさを調整して改行は気持ちよくしてた。
それが原稿用紙方式になったのは、高々近代でしかない気がする。
これは漢文(一文字一概念)のように印刷したからであり、
日本語には日本語の印刷の仕方がありえただろうに、
と、今気づいた。
(デジタルの文章では上の文のように、
文字数ではなく意味で適宜改行を入れるよね。
むしろこの方が日本語では自然で、
折り返しいっぱいまで文字を幾何学的に詰めるのは、
印刷文という特別な文体なのではないか?)
2020年10月13日
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