全身の力が抜けた。
僕にとって80年代といえば、
ポップ方面ではまつもと泉と江口寿史と浦沢直樹だ。
(大友克洋と松本大洋は裏ポップみたいな感じ)
表ポップの代表では、
まつもと泉とわたせせいぞうだよな。
まさか先輩のわたせせいぞうより先に亡くなるとは…
僕はずっと鮎川まどか派だったのだが、
最近明るくて人懐こいひかる派に転向しつつある。
(キャッツアイでは瞳派)
自分の中の三角関係の基本が、全部ここに詰まっていると思う。
セリフに「80年代のポップ」が残っていて、
「ほんとうの言文一致」を目指した偉人だ。
能力にチカラと書く書き方、憧れたものだ。
80年代超能力ものの系譜の末裔でもある。
アニメ化は、遅きに失したと思う。
あれは80年代中盤の良さだからね。
既に周回遅れになっていた。
高田明美のキャラデザは、柔らかすぎたと思う。
ぴえろ+高田明美のクリーミーマミラインだからしょうがないのだが。
もっと硬質な線がよかったのに。
(車田正美の線も、硬質だからよかったのに、
アニメになるとやわくなる。
アニメ会社は反省してくれ)
重厚長大から軽薄短小へ。
あの瞬間の最先端は、
僕はシブガキ隊とオレンジロードだと思っていた。
マイケルジャクソンは「キング・オブ・ポップ」を名乗ったけど、
僕は「キング・オブ・ポップ」は、まつもと泉だと思っている。
巨人が倒れるのは、とてもつらい。
2020年10月13日
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