2020年10月17日

【薙刀式】またQWERTYを批判しよう

タイパーは凄い。頂点クラスはこんなに速い。
https://www.youtube.com/watch?v=Cqjgto4-wlA&feature=youtu.be
でもさ。ジャンルが違うことを分かってあえて書く。

言えば大したことない労力のこの程度の言葉を、
こんなに必死に打たないといけない、
現行のQWERTYとキーボードは、どこか欠陥があるのでは?

まるで身体障害者のように、
不自然で無理に力のかかった手や指の使い方は、
これが日本語を書くのにベストな手の使い方と言えるのか?

この動きをマスターしなければ日本語が自在に書けないというのなら、
それは狂気以外の何物でもないのでは?


薙刀式は違う。

これよりは半分くらいの速度だが、
これよりは自然で無理なく疲れない手の使い方で、
これよりは打鍵数が76%に減り、
これよりはアクション数が57%に減り、
これよりは変換や文書編集のためのショートカットが近くにある。

これよりはカナ範囲が広く、30キーとスペースキーだが、
これよりはBSやカーソルやIME切り替えすらその範囲内に入っている。



タイパーとジャンルが違うことは分かっていて、
あえて煽っている。

物書きがQWERTYを使う意味がわからない。

一日一万字を、こんな手の使い方してたら二日目で入院だろう。
十年二十年コンスタントに働くことなど出来はしまい。


日本の生産性が低いのは、
QWERTYとIMEの性能の低さと安物キーボードのせいだ。
僕は電子化に反対である。
電子化するほどQWERTYは優秀じゃない。
現在のデジタルは、日本語を扱う十分な環境を提供していない。


タイパーのQWERTY動画は凄いけど、
「これをやらなければならない」を強制している点で、
QWERTYへの批判を封じる点で、
日本の生産性を結果的に下げる害悪である。

タイパーの努力は果てしなく膨大で、尊敬に値する。
僕は足元の毛程にも及ばない。

だけど、そこまでしてこの程度なのか?
言えば2秒で言える言葉に、
こんなに努力しないと文字が書けないのか?

デジタル日本語の読み書きは、じゃあ大変すぎるだろ。

もっと手書きのようにスイスイ書けるような、
デジタルの仕組みの転換をするのが、
知性の使い方というものではないだろうか?



薙刀式はその解答のひとつだ。

ベストかどうかはわからない。新下駄や飛鳥がベストかもしれない。
親指シフト(Nicola)よりはマシだと思う。
どれもQWERTYよりは遥かにマシだと僕は考えている。

詳しく知りたければ、配列動画まとめリンクをどうぞ。
http://oookaworks.seesaa.net/article/475004852.html
posted by おおおかとしひこ at 13:13| Comment(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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