2020年10月19日

【薙刀式】QWERTY不使用で半年たった

コロナ自粛→在宅の流れで、殆ど出社していない。
なので会社Mac(自キを繋がない限りQWERTY)を触ってなくて、
支給Windowsを無理矢理使って半年たつ。

Windowsなので薙刀式をそこにも入れたので、
自分PCも含めて、半年QWERTYを使わない生活がすぎた。


もともとQWERTYはサイトメソッドで、
ブラインドタッチがちょっと出来るが、
不合理で遅いので出来ればしたくない、くらいだったが、
今はもはや何も出来ないかもしれない。

これは社会生活送れるのだろうか。よくわからない。

ただ、生産量は爆上がりしていると思う。
QWERTYは僕の生産量に足枷をかけていたのだ。


カナ配列ユーザーは、
「社会生活にそなえてQWERTYをキープしつつ、
もうひとつのカナ配列も学ぶ」
という苦行を強いられてきたが、
在宅勤務でその必要を捨てて、
一気に合理的な配列へ移行する環境になったわけだ。

そのうち出社生活には戻るのだろうか。
その時にはQWERTYをまたぽちぽち打ち出来るようになればいいか。


薙刀式どっぷり生活になって思うのは、
「思いがそのまま文字になる」という、
手書きでは当たり前のことを実現できていることだ。

当然過ぎて忘れてるけど、
QWERTYの時にある、
どもりでうまく言えない感じ、
手を動かしているうちに言葉が消えていく感じ、
思考に集中できないから論旨がめためたになっていく感じ、
頭がスッキリせずモヤがかかる感じ、
だからリライトを重ねるのだがリライトもモヤがかかる感じ、
ついていくのが必死の「置いてかないで」と泣きながら走ってる子供になる感じ、
コンドームをしている感じ、隔靴掻痒の感を、
ここ半年味わっていないのは、
精神衛生上とてもよい。

Teamsのチャットも薙刀式なので、
QWERTYより雄弁になれるので、
口で言うレベルにやっとなれたし。


少なくともQWERTYは僕にとって、
生産量に足枷をかけ、上限を勝手に決め、
歪んだ発言をさせ、僕に精神攻撃してくる、
ナチスの看守のような配列だった。

そいつがいない半年は、
空を飛ぶ鳥のようだった。

全力で飛べる力があるのに重い鎖をかけられている者たちよ。
QWERTYの鎖を断ち切るのは、
今がチャンスだな。


僕は薙刀式をお勧めするが、
勿論好きな配列をやってもいい。
DvorakJをダウンロードすれば、
たくさんの(50くらい?)同梱配列をゲットできる。

一応薙刀式をアピールしておくならば、
最も記憶負担が少ない諸々同置カナ配列で、
最もカナ範囲が狭い27キー範囲で、
操作系もすべて30キーとスペースキー範囲に同梱、という配列だ。

もうA小指も、BSエンター小指も、カーソルまで出張もいらない。
ホームもエンドも選択も再変換もホームポジションでブラインドで出来る。
TYなんか使わない。FJを一番使い、
小指は両方で5%しか使わず、人差し指を50%使い、
アルペジオでガンガン加速する。
速度比は1500:530だ。(僕個人の場合)


QWERTYを使わなくていいんなら、
こんなに心は解放されるのか。
全裸で走るが如きである。
大型犬が全力疾走散歩を、やっと毎日出来た感じだ。


なぜサーカスの象は、全力でやれば引きちぎれるはずの鎖を放置しているのか?
仔象の頃からつけられた鎖だからで、
あまりに昔からあって、抵抗しても無駄だと刷り込まれているからだ。

そんな先入観は捨てろ。
その鎖は、今引きちぎれるぞ。
posted by おおおかとしひこ at 09:36| Comment(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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