2020年10月26日

【薙刀式】タイプライターにおいても、親指は横で打っていたか?

アメリカ海軍の教則ビデオ。監修はDvorakさんです。
https://www.youtube.com/watch?v=H1e4BC41wRU

08:43あたりで、特に親指の動きがわかる。
左手は隠れていてわからないが、右手と違う動きにはならないだろう。
親指の横で叩いていたことがわかる。


これ、絶対痛くなると思うんだが。

当時の生産量は電報レベルだから、
そこまで痛くならなかったのか?
あるいは外人の手は丈夫なのか?

こんなペースで3日もやれば絶対骨に来ると思うなあ。

僕は、
この親指の使い方は間違いだと考えている。

丸い指と接触するスペースキーがカマボコ型で、
結果点接触になるのも、おかしいと思っている。

親指で押すキーは、
親指に合わせて凹んでいるべきで、
しかも親指の腹で打てる向きに付いているべきだと。


3Dモデリングと3Dプリンターという21世紀の技術が、
僕にそれを作ることを可能にさせた。
(発売はもうすぐだ。しばし待て)


タイピストの華やかな歴史の裏には、
手を壊して辞めていった人がたくさんいたのではないか?

教えている人は、壊さなかった丈夫な人だろう。
随分手が隆々として強そうだもの。
僕はこの時代じゃあ作家になれなかったなあ。



ちなみに、「親指の指先で打つ」親指シフトの、
実際に指先で長時間打っている動画もまだ見たことがない。
指先で打つのも、そんなに長時間打てないと僕は訝っている。
(多くの親指シフト動画では、親指の横で打っていて、
これじゃあぜったい指痛くなる。30gとかでもだ)
posted by おおおかとしひこ at 16:05| Comment(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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