2020年10月28日

【薙刀式】すごいけどしかし

tkenさんもパソ活さんもすごいエクセルの使い手だ。
それを見て、「すごいけどしかし」と思った。
熟練の手捌きは職人を見る心地よさがあるものの、
「自分はこれは無理だし、そこに至るまでを簡素化出来ないのか」
と思ってしまう。

で、自分のタイピング動画もそう見られてたら嫌だなと気づく。


めんめんつさんが、
知らない人が見たら単にタイピングの速い人の動画に見える、
ということを言ってて、
そうも見えるよなと改めて思う。

そうじゃないんだ、
QWERTYを上手く打てないからこそ、
エクセルのあんな動きが出来ないからこそ、
範囲を劇的に絞り、
認知不可(一度に処理できる量)を異常に減らした、
薙刀式だから人並みに追いつくことが出来たんだ。

…それを動画から読み取ることは難しいのだろうなあ。

あるメソッドで人並みになったら、
結果だけ見たら人並みに見えるよなあ。ぐぬぬ。



僕は不器用で、楽器も出来ないし、
左手も動かない。
キーボードは出来るだけ触りたくない。

そんな人でも、
人並みに追いつける、薙刀式で、
ということを言いたいのだが、どうしたものやら。

自分のQWERTYだとこれが限界、
と比較すればいいのかしら。
単に下手な人にしか見えないしなあ…



薙刀式は、
「下手な自分でもできそう」
と思ってもらうべきだと考えている。

RTCの頂点のような努力を一切必要とせず、
特別な訓練なく行ける、
別の世界があることを示したい。

それが代替配列の役割だと思う。

速度競争や効率競争では、
その方式よりもその人の才能が目立ってしまう。

QWERTYのような難易度の高い配列を、
もうやらなくていいんだ、
という動画にしたいなあ。


もともと手が凄い人や、タイピング適性が高い人は、
新下駄や飛鳥でバリバリ高速化、楽化した方が効率的だろう。

薙刀式が横綱クラスと異なるのは、ダメな人を強くする、
タイピング才能なき人でも使えるカナ配列であることを、
強調していきたい。

だって僕タイピングきらいだもん。
それが配列作者としての動機だもの。
タイプウェルもなんとかタイピングもやりたくない小テストだ。
出来ればやりたくないけどやらないといけないから、
こんだけ工夫してる。

嫌いな奴を好きになろうと努力してるんじゃなくて、
嫌いな奴と会う時間を最小化する方向の努力なんです。
posted by おおおかとしひこ at 11:45| Comment(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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