tkenさんもパソ活さんもすごいエクセルの使い手だ。
それを見て、「すごいけどしかし」と思った。
熟練の手捌きは職人を見る心地よさがあるものの、
「自分はこれは無理だし、そこに至るまでを簡素化出来ないのか」
と思ってしまう。
で、自分のタイピング動画もそう見られてたら嫌だなと気づく。
めんめんつさんが、
知らない人が見たら単にタイピングの速い人の動画に見える、
ということを言ってて、
そうも見えるよなと改めて思う。
そうじゃないんだ、
QWERTYを上手く打てないからこそ、
エクセルのあんな動きが出来ないからこそ、
範囲を劇的に絞り、
認知不可(一度に処理できる量)を異常に減らした、
薙刀式だから人並みに追いつくことが出来たんだ。
…それを動画から読み取ることは難しいのだろうなあ。
あるメソッドで人並みになったら、
結果だけ見たら人並みに見えるよなあ。ぐぬぬ。
僕は不器用で、楽器も出来ないし、
左手も動かない。
キーボードは出来るだけ触りたくない。
そんな人でも、
人並みに追いつける、薙刀式で、
ということを言いたいのだが、どうしたものやら。
自分のQWERTYだとこれが限界、
と比較すればいいのかしら。
単に下手な人にしか見えないしなあ…
薙刀式は、
「下手な自分でもできそう」
と思ってもらうべきだと考えている。
RTCの頂点のような努力を一切必要とせず、
特別な訓練なく行ける、
別の世界があることを示したい。
それが代替配列の役割だと思う。
速度競争や効率競争では、
その方式よりもその人の才能が目立ってしまう。
QWERTYのような難易度の高い配列を、
もうやらなくていいんだ、
という動画にしたいなあ。
もともと手が凄い人や、タイピング適性が高い人は、
新下駄や飛鳥でバリバリ高速化、楽化した方が効率的だろう。
薙刀式が横綱クラスと異なるのは、ダメな人を強くする、
タイピング才能なき人でも使えるカナ配列であることを、
強調していきたい。
だって僕タイピングきらいだもん。
それが配列作者としての動機だもの。
タイプウェルもなんとかタイピングもやりたくない小テストだ。
出来ればやりたくないけどやらないといけないから、
こんだけ工夫してる。
嫌いな奴を好きになろうと努力してるんじゃなくて、
嫌いな奴と会う時間を最小化する方向の努力なんです。
2020年10月28日
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