2020年10月29日

ネーミングセンス

歌舞伎町で勢力を増し、暴力団と抗争するスカウトたちの裏には、
組織があった。
フィクションじゃなくて現実の話らしい。
その組織名がすごい。

一応隠す。もしフィクションだったらどうするか考えてみよう。
シンキングタイム。


「ナチュラル」だってさ。

こんなん思いつかんわ。


だいぶ前は「蛇頭」とかあったよね。
スネークヘッドならありそうだけど、
大陸系でこういうのか、という新しさがあった。

「特攻の拓」の面白さは、
ストーリーよりもネーミングセンスだったりする。
暴走族のチーム名がかっこいい。
爆音小僧、魍魎、夜叉神、朧童幽霊(ロードスペクター)、外道、獏羅天(ばくらてん)、
麓沙亜鵺(ロクサーヌ)、九尾の猫(キャッツ)、妖艶童子(セクシー)
僕はひとつも思いつけそうにない。
神奈川あたりを中心としているからか、どことなくオシャレセンス入ってるんだよね。

さきほど議論したように、漫画は書き文字だから目で訴える。
耳から聞いてもよくわからんよね。


しかし、ナチュラルか。
これは耳から聞いた方がおもしろい。
スピリチュアル系やくざかな。


組織名も、何かの名前も、
基本的な言葉の方が強い。
そういう言葉にアンテナを張るべきだ。
難しいネーミングは意味がないのだ。
posted by おおおかとしひこ at 03:15| Comment(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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