得意な子いたよな。
その後の人生も嘘泣きを利用してるのだろうか。
営業さんの嘘笑いもしんどいよね。
昔営業の人二人がカフェで座ってて、
「いいモンはほっといても売れるから営業はいらない。
営業はな、売れないモンを売るためにいるんだ」
と説教してて、
嘘泣きの世界なんだと感心したことがある。
ストーリーは嘘泣きだろうか?
演技は嘘か、といういつもの話に戻ってくる。
泣く演技のとき、
嘘泣きができるから出来るタイプの人と、
本当に泣く人がいる。
僕は後者のタイプだ。
その文脈で本当に悲しくないと、泣けないと思う。
本当に悲しくないから、嘘泣きできるタイプが重宝される。
悲しいシーンがあるならば、
本当に悲しいシーンにしなさい。
笑えるシーンがあるならば、
腹抱えて笑えるジョークを書きなさい。
怒るシーンならば、
胸糞悪くなるひどいことがあるべきだ。
そしてそういうものがあれば、
嘘泣きの役者は必要ない。
嘘泣きの役者は、そうでない脚本の時に必要だ。
あの時の営業の二人のようにだ。
あなたの書くべき内容は、
嘘泣きの役者を連れてくる必要のないシナリオで、
それこそが求められているのだ。
ほんとに面白いストーリーならば、
あんなにゴリ押しせんでもええやろ、鬼滅。
どこか嘘泣きがばれてるよな。
2020年10月29日
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