たとえばLowerレイヤーにカーソルを入れたとき、
Ctrl+カーソルや、Shift+カーソルや、
Ctrl+Shift+カーソルが、Lower+色々押すことになって指がこんがらがる、
という人がいる。
それはレイヤーをまだ分っていない。
正解は、
Lowerレイヤーに、
カーソル、Ctrl+カーソル、Shift+カーソル、
Ctrl+Shift+カーソルの、
16キーを置くのである。
(HJKLにカーソル、その上下にそれぞれ+カーソルとかが覚えやすいだろうね)
モデファイアごと定義してしまえば、
つねにレイヤーキー+1キーで打てるわけだ。
同様にAlt+Tabも、AltとTabと、Alt+Tabキーと、
3つ作ってしまえばいいのだ。
こんな風にして、
モデファイア+何か、になっているショートカットも、
それがよく使うならば、
レイヤー+1キーにしてしまえばいい。
それらを、ホームポジションから動かさずに打てるようにすればいいわけだ。
じゃあ、自分はどういうものをよく使い、
どういう動線で使っているのか。
それらを整理することが、
キーマップを煮つめていくという行為だ。
薙刀式の編集モードは文書編集によく使うショートカットを、
動線を練ったうえで配置したものである。
僕はこれらとは別に、
自作キーボード上でも使えるショートカットなどをマクロで組んでいて、
文書編集以外でもそれらをレイヤーキー+1キーで呼び出すことをしている。
レイヤーキーの考え方は、そういうことだと思う。
単に別レイヤーに単打を置くのではなく、
モデファイア+何かを置いてもいいのだ。
(簡単なのは、Ctrl+ZXCVをたとえば左手中段に置くことだろうか。
もうこれだけで親指のレイヤーキー+1キーで呼び出せてしまう)
これらをどれだけ柔軟に考えられるかで、
キーマップには無限の可能性があると思う。
それには結局自分がどういうコマンドをどういう組み合わせで使っているのか、
という観察・整理が必要だけど。
2020年10月31日
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