2020年11月06日

【配列】新JISはどこが改良されるべきか

月配列系で散々やられた議論かもしれないが、
面白かったので。親指シフトから新JISへの転向は珍しいかも。

最適な日本語入力環境を求めて
https://maborotopia.github.io/post/20202404095408_typing/
また、記事中の自家版はこれのことと思われる。まだ育て中かもだけど。
https://github.com/maborotopia/-Oyayubi_ShinJIS_Alternative


結局拗音はあったほうがいいよね、
濁音同時は便利だよね、
小指外はなくすに越したことはない、

みたいなのが大きな改造方針だろうか。

拗音前置キーが.で、「う」がIなので、
「しょう」などが新下駄に比べて最適化されていないと感じたが、
それよりも打ちやすさ、覚えやすさがバランスの中心なのだろう。

っ、る、れがシフトとはいえ右ホーム段にいて、
文章特化を考えられた感じになっていると感じた。

この方のブログの他の記事を少しみたが、
文章専門の人の話法で、
Webライターよりも紙媒体の人なんだろうなと想像する。
議論の射程が広い。
そうした人の使う配列としては、
「取り回しがいいべきだ」という意見にはおおいにうなづく。


何がいいたいかというと、
薙刀式とどっちが取り回しがいいかな、
と比較したいんだよね…。
すべて同置、28キー+1シフト、連続シフト、拗音は使用2音同時押しと、
負荷が少ないことを目的とした薙刀式と、
この配列が、どっちがどうと比較してみたいんだよね。

でも「薙刀式の学習コスト」がどれくらいか、
自分自身はわからないので、
議論できないのがつらいところだ。
新JISの学習コストは恐ろしく低く、
これは運指効率をある程度犠牲にしてるのかしら、
と思えるほど。
これと薙刀式の学習コストがどれくらい違うのか、
誰か議論してはくれまいか…

本文中にもあった、新JISの人差し指が痛くなる現象は、
ひとえにUの「ん」にあると僕は考えている。
これをどこに動かすかで、ずいぶん方向性が変わると思う。
件の配列ではJ。なるほど、新配列系の標準だ。

あとQの「そ」がなんか気に食わない。
これは前記事の人差し指の感覚からかも。



配列を育てるというのは、
作者以外でも配列に参加できる面白い考え方だ。
新下駄がわりとそのまま使う人が多いのに、
薙刀式は改造する人が多いらしく、
そのへんも何かあるんだろうかね。
posted by おおおかとしひこ at 14:54| Comment(4) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
はじめまして。親指新JIS配列オルタナティブ作者の椎野です。
配列への言及ありがとうございます。大岡さんの配列沼紹介記事を見て新JIS配列に移行しました。

大岡さんの言うとおり、薙刀式や新下駄ほど配列の最適化はしていません。
新JIS配列をベースにして効率化しつつ、学習コストと移行コストを最小限に抑えたいと考えて設計しました。
センターシフトがひとつしか使えないなら新JIS配列、
親指化したい場合は、新JIS配列の親指化。
もっと突き詰めるなら拗音拡張
……といった風に学習コストを小分けにしています。

手が疲れない=長文向けの配列をつくりたいという点では、薙刀式の設計思想に影響を受けていますね。
Posted by 椎野 at 2020年11月09日 19:00
>椎野さん

どもです。新JISはいい配列なんですけど、右小指外がね、という不満があって中止したので、一体どういう改良があるのか、なかなか興味深かったです。

気になっているのは新JISの統計のベースが教科書体の文章、ですます体が多く、
つまりは外来語や口語に弱いらしいこと。
筆記具からの影響というのは結構あるので、堅苦しい文章にならないか、とずっと思っています。
そのへん、配置を変えていくと変わるんでしょうが。

あと親指新JIS配列オルタナティブという名前が覚えられないです……新新JISとか新JISオルタナティブくらいでいいのでは……
Posted by おおおかとしひこ at 2020年11月09日 20:20
確かに親指シフトに比べると、文体が配列に引っ張られて硬くなる印象はあります。
外来語は運指が上下に分散するので、ホームポジションで打てる漢字を使いたくなります。「タイピング」よりも「打鍵」と入力した方が早い、みたいな。

自分用に考えていた配列なので、名称は特に気にしていませんでした。
なにかいい名前を考えてみますね。
Posted by 椎野 at 2020年11月10日 09:44
>椎野さん

ああ、やはりそう言う傾向がありますか。
経験した中で言うと、
新下駄は理性的な文章、
飛鳥は地を這うような文章、
親指シフトは口語的な感じ、
が得意なのかなと感じましたね。
配列選びのポイントに「その作者の文章を見る」というのは、
結構当たってるような気がします。
薙刀式は…こんな感じに書き散らすのに向いてるのかもです。

自分の中では「例のアレ」くらいでも、
名前がついた瞬間他人と共有できたりするので、
ネーミングは概念を作る行為だとおもいます。
Posted by おおおかとしひこ at 2020年11月10日 11:24
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