2020年11月07日

ひどいジャケ

ブロッコリーとかさ、並んでこっちを見てるだけとかさ、
ひどいジャケはたくさん見てきたよ。
一方、一枚の写真で内容やテーマを示すものがベストだともね。
これ以下のひどいジャケはないんじゃないか?
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内容がまったく想像できない。
・「自分の推しが何人いるか、数えること」と、
・有名らしいブランド印が押されていること
の二つさえあればなんでもいいのか?

こういう一座の座組でございます、
内容は見てのお楽しみ、タイトルは「不毛地帯」、
社会派の有名作品でございます。

河原乞食から何が変わったと言うのだ?


僕は、ドラマや映画をキャストで見ることはない。
好きな人が出てれば見ることもあるが、
それで内容が楽しめるほど馬鹿ではない。
むしろ、可哀想な仕事をさせられて、
もっとこの人ならいい役があるだろうに、
と嘆いてしまう。

これを見るだに、
「ストーリーなんてどうでもいい」と宣言してるではないか。


主たる問題はなにか?
どこに注目して感情移入するべきか?
今この世界とどう通じているのか?
主なコンフリクトは何で、どちらが正しいのか?
新しく、変わったイメージはなんだろう?
それをどう上手にひとまとめのワンビジュアルにしているか?

これが、ストーリーを表したポスターに求められる要素だ。

それが一つもないのなら、
おそらくドラマそのものにそれがないのだと考えられる。


僕が気になったのは、
人気芸能人たちが、
「全部同じ大きさで、順番がない」ことである。

ストーリーにはプロタゴニストとアンタゴニストがいて、
それが最も重要な役割をする。
それが大きく扱われるべきだし、
ストーリーに対する比重というものだろう。

それがなく、全員同じというのは、
「芸能事務所に気を使うがあまり、
どこが偉いとか偉くないとかの議論を封殺するために、
(小賢しくも)同じ大きさにした」
としか思えない。

キャストに気を使うストーリーってなんだよ。
そんなのブロマイドやないか。

もしほんとうにこの大きさのように、
全員が同じ比重のストーリーならば、
そんな共産主義みたいなストーリーが面白いわけがない。

ストーリーとは、
混沌とした世界を、
主人公が良い方向へ変えようとすることを追うことだ。
そのようになっていないことは、
このビジュアルデザインから明らかになる。


もし、本当に本編がこのビジュアルのようならば、
クソみたいに詰まらないし、
本編の面白さを表現できてないビジュアルならば、
本編に失礼というものだ。

何重にも馬鹿な、愚かさの煮凝りのようなものが詰まっている。


ちなみに、
全員バラ撮りなのは明白である。

一斉に撮らず、スケジュールの都合をやりくりしている感じが、
そんな針の穴を縫う行為で面白いのだろうか?
ストーリーが、複雑な穴を縫うような面白さならいいのだが、
それは期待できないだろう。

なんの為のジャケなのか?
馬鹿を騙すためか?

フジテレビが50年かけてたどり着いたのは、
このような愚かさということだろう。
posted by おおおかとしひこ at 14:43| Comment(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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