軸安定性、底打ちの気持ちよさは、
これまでGateron Inkシリーズが一番だと思ってた。
このキレが炭酸飲料だとすると、
アルパカは強炭酸系のハードカクテルだ。
ファクトリールブが凄い。
Gateron Ink(手持ちは青以外)が、
油切れに思える滑らかさ。
ヌルヌルというより、スルスルといった感じ。
まるでそこに存在しないかのようになる。
俺、バネ、底。それだけがそこにある感じ。
横などない、一次元の関係性。
キレの良さは、
そこから一気に落ちる垂直落下感だろう。
軸安定性が横ブレのない垂直落下式の感覚を強める。
まるで加速するフリーフォールだ。
底打ちのキレ方が面白い。
Ink系、Dubrok系、ZealPC系は、
比較的硬質なボトムの跳ね返しだった。
ところがアルパカは柔らかい。
Kailhのなんか柔らかい感じのボトム。
垂直落下の加速を、
硬くガツンと跳ね返すのではなく、
柔らかく包み込んでコツンと返す感じ。
ナイロン製というそのボトムハウジングの反発係数。
実際3Dプリントキーキャップのナイロンを触っているので、
その柔らかさはよく知っている。
このキレの良さはくせになりそう。
惜しむらくは、
スピードスイッチのアクチュエーションではないこと。
ちょっとストロークが多すぎる。
ちなみにEVAを入れてみたら、
ストロークは短くなり、
底打ちがふかふかの、レッドカーペットアルパカになった。
これはこれで面白いが、
アクチュエーション2mmが遠い…。
涅槃イエローが今のところ僕にはエンドゲームスイッチだが、
アルパカのスピードスイッチがあったら超えと思った。
このキレは良い。
ビンテージブラックのいい感じを、
最高にキレ良くした感じ。
ビンテージブラックの幻影を追い求めた系では、
これがエンドゲームではないか?
サイレントアルパカ+EVAも試したくなってきた…
2020年11月11日
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