2020年11月14日

【薙刀式】取り回し

最近こういうことを考えている。
変数は、配列範囲とレイヤー数、定義カナ数。


薙刀式はとてもコンパクトだ。
配列範囲は31、カナ定義範囲だと27。
レイヤーも2だし、
カナ定義数は50と、清濁半濁小拗外来音すべて同置が効いている。

マラソンランナーは遅筋が発達している。
体が細くなる。
配列範囲も少なく、レイヤーも少なく、
定義カナ数も少ないのは、
こうした遅筋発達ランナーの、
肉体に似ていると思う。

なるべく少ない操作で、長い間走り続ける為の肉体に、
荷物を減らした感じ。
それに薙刀式は似ていると思う。


逆は、新下駄や飛鳥をはじめとする清濁別置だろうか。

僕にとっては記憶負担が大きい。
長期記憶や配列図の記憶ではなく、
短期記憶というか、操作ボタン数が多い感じがする。
パッと操作できるものが多くて、
当惑する感じ。
だから僕にはスプリントレーサーのような、
速筋を鍛えたゴリゴリの肉体に感じる。
月系の清濁別置も、ちょっと大変そうに僕にはみえる。
エンジンはV8みたいな、V16みたいなモンスターエンジンみたいな。

あるいは、いろは坂などのカナ範囲の広さもそうだ。
広大で手に余る感じ。
小指伸ばしのある配列も苦手だなあ。
QもTYも無理。Pは薬指で取ることで適応した。
だから新JISや月配列系のQ「そ」は、結構辛かった。

レイヤーが多いと、それだけでだめだ。
3面あるともう無理。
親指シフトは濁音は同置だから2面でOKと思ったら、
半濁音と小書きは全部別置で、そのたかが13の3面が無理だった。

長期記憶で覚えるというより、
パッと手が出るかどうかの問題だ。

打ち方が複雑なもの、
たとえばシフトなんとか+濁点+小書きで拗音、
みたいなやつも苦手。
これはカナ定義の少なさとトレードオフなのは分かるが、
同時打鍵系の下駄が良かったのはこれを一発にしたところだった。

かくして、
僕にとってはこういうものは取り回しが悪く見えて、
薙刀式は取り回しがよく見える。


僕の車の好みも実はそっちで、
(免許を取るつもりがないので乗る予定はないが)
乗るならミニかフィアットかビートルだろう。
そもそもクーペが嫌いだし、バンとか無理だし、
カイエンみたいなデカくて高いのも嫌い。
スポーツカーはフォルム的に惹かれるが、最高速には興味がないなあ。

ミニやフィアットは現実的には長距離は向かないだろう。
剛性やエンジンがそっちに向いてないと思われる。

しかし取り回しの感覚で言うと、
身体の拡張が最小限に抑えられる感じが、
取り回しが小さい感覚に寄与すると思う。


で、最初の、ランナーの肉体の話に戻ってくる。
遅筋が発達して、最小限の動作に削ぎ落とされた軽い肉体と、
速筋が発達して、ゴリゴリ押していく重い肉体では、
僕は前者の方が取り回しがいいと感じるわけだ。


なので、
新下駄や飛鳥で小説を実際に書く人に聞いてみたいのだ。
10万字書くときの感覚について。
手に気を取られませんかと。
薙刀式ですら手の取り回しが邪魔に感じることがあるくらいだからなあ。
個人差があるとは勿論思うけど。


こうした、取り回しとかコンパクト性を表す指標がないかなあ、
なんて考えてはいるのだが、
カナ範囲×レイヤー数×定義カナ数で、
表現できない何かがありそうでそれ以上考えていない。
posted by おおおかとしひこ at 17:23| Comment(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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