2020年11月17日

【薙刀式】エディタによる疲労度の差

レスポンスが遅いエディタはクソだ。
レスポンスが速いエディタの3倍くらい疲れる。

つまり、ワードは、iTextの3倍疲れる。


仕事でやむなくワードを使う。
これが遅い。

お年寄りにゆっくり言わないといけないかんじ。
僕のPCのスペックが足りてない可能性もあるが、
僕の打鍵速度が設計を上回ってるかもしれない。

ときどきガッて打ったら取りこぼす。
改行を含むと怪しくなる。

ワードには「アニメーション機能」なんてやつがあり、
ある文字を打ったあとに次の文字がぬるっと出るような表示がある。
遅いので僕はオフにしている。
しかしこのアニメーション速度くらいが、
ワードの設計上想定速度かもしれない。

僕の打鍵速度は動画を見ればわかる。
あのエディタがiText。
(あれでも僕の思考より遅くてややもどかしいのだが、
手の動く限界があのへんなのでしょうがない)

あれに、ワードがついてこない。
超面倒。

やっぱ全文iTextにコピペしてまた戻せば良かった…
そうしなかったのはレイアウトありきでの作業だったから。
文章内容だけ先にiTextでガッてやれば速度的には倍くらいで行けたな…


で、ようやく本題。

お年寄りにゆっくり言うように打つと、
筋肉疲労が激しい。
つまり、いつもより強く打ってしまうようだ。

僕はイラチの大阪人である。
エレベーターが来ないとき、
イライラしてボタン連打する人は大阪人しかいないらしい。
「はよせえや」と思う時、ボタンを強打連打しがちなのだろう。

せっかく力を抜いた打鍵フォームの習得も、
エディタで台無しになるというわけだ。

これはひとつの発見。
だって朝起きて、いつもより腕や指が痛い。
(大体1万字くらいの作業なのに!)



業界標準提出原稿が、なぜワード形式なんや?
かつての僕のように、「ワードしか知らない」からだと思う。
「え?ほかにエディタというのがあって、
それでもワードみたいにできて、
最終的にpdfやtxtにできるの?
一太郎以外に?」
ということを知っていれば、
ワード形式至上主義が改まるだろう。

更に面白いのは、
「今までワード形式オンリーで問題がなかったので、
ワード形式オンリーでいきましょう。ややこしいし手間増えるし」
という判断が下されることだ。

これがデファクトスタンダードへと収束させる、
事なかれ主義、現状維持主義、前例主義だろう。
これらが改良や発展や自由を阻害しているね。

「ワード形式が標準ですが、
最終的にpdfまたはdocに変換されていて、
規定の行数文字数ページ数が保たれていればOK」
に何故ならないかは、
無知だからとしか言いようがない。

「選挙権は男に限る。
え?女や黒人も選挙権いるの?」
と同じ発想のような気がする。

デファクトスタンダードを崩すのは、
無知への啓蒙が鍵なのかなあ。


qwerty一択、Windows一択、ワード一択。
PCについてきたキーボード一択。
お葬式の焼香は「前の人に倣ってください」。

思考停止は楽でものごとを進めるのに効率的かもしれないが、
立ち止まり考えたやつは、
それ以上をなしとげる。

新配列、Macやその他のOS、便利で軽いエディタ、
キーボード沼や自作キーボード沼。
「僕の宗教では三回なので三回焼香します」。


めんどくさいと言われようが、貫き、
かつ説明して啓蒙していくしかないのかもしれない。

日本人は「他人と違う人を怖がる」性質があるよね。
他人と違う方が説明責任があるのはおかしいが、しょうがないさ。
有名税みたいなもんだ。


結論: ワードは遅いのでくそ。速いiTextオススメ。作業は全文コピペで。
これを毎回説明する手間を惜しまないこと。
posted by おおおかとしひこ at 10:23| Comment(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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