めんめんつさんのブログが復活している。
> QWERTYが人差し指を超重視している点と、人差し指→中指アルペジオを重視している点に関してはQWERTYの対極にいると思ってた薙刀式と共通しているのに気づき、
人の手は大体同じだからかな。
qwertyの速さは、
Aをのぞけば小指をほぼ使わないことかも。
薬指はそこそこ使うから、
僕の苦手の左薬指が、頻度の高いSを打つのがつらい。
そもそも、qwertyは標準運指ではそれほど速くなるものではなく、
独自運指が速さの秘密であり、
つまり左の小指や薬指をうまく調整できたら、
速くなるかも知れないわけだ。
実際僕がqwertyを独自運指サイトメソッドで使ってたころは、
AもSも左人差し指か中指で取ってたなあ。
TGB列は右人差し指だった。
OUはたぶん87で取ってたな。右薬指は使ってなかった。
エンターは右中指、BSは右人差し指だったと思う。
(それで530字(変換後)/10分に限界を感じてはいた)
同指異鍵のほうが、異指異鍵よりも速いのが素人で、
人差し指中指アルペジオだけは打てる、
くらいの手が、
「タイピングを特に鍛えていない手」
なのではないかと考える。
qwertyがそこそこ素人でも使えるのは、
この手に相性がいいからではないかと考える。
薙刀式は、たしかにその手で使えるようにつくった。
ていうか、僕がその手からそれほどタイパー寄りに成長したわけでないから、
それでも準タイパー並みに使える道具として、
薙刀式という背伸び道具をつくったようなものだ。
もちろんトップタイパーともなれば、
順次打鍵のほうが同時打鍵より速いとか、
通常連続シフトよりも逐次同時シフトのほうが速いとか、
色々あるけれど、
その速度領域よりはだいぶん下で、
日常の運用で速い速度、2000〜1000が、
薙刀式の想定巡航速度だ。
(※ビジネス一級は700、
タイパーのトップスピード1000kpmだと4500くらいに換算できる。
10分もトップスピードを維持できるわけではないが、
そのあたりが人間の上限ということで)
タイパーから見た薙刀式は、
通常シフトめんどう、
同時打鍵のタイミング同期めんどう、
シフト方式が多くてややこしい、
薬指や小指をもっと使いたい、
などのような特性があるように思える。
それは、想定する速度領域がもっと速く、
かつ稼働時間が短く、
かつ指が分離して鍛えられているため、
人差し指が8本あるような状態になっているからだ。
(個人差があります)
そういう人には、
めんめんつさんの言うように、
いろは坂や月系がいいのかも知れない。
あるいは、月をもっとスパルタンに改造する手もあるかもね。
4段40キーくらいの月もあり得るかもしれないし。
(数字段とアルファベットは小指シフトで出すとか)
人の手は、
素人同然から、ピアニスト並みに訓練したものまで様々だ。
素人むけには、qwertyサイトメソッド独自運指、薙刀式、
玄人むけには、qwertyブラインドの独自運指、いろは坂
というような、手に応じた最適配列があるかもしれない。
そうそう、
僕がqwertyの標準運指に疑問をもったとき、
人差し指ホームに負荷を集中するべきだ、と考えて、
AF入れ替え、JN入れ替えをして、
「AN配列(ホームキーの名から。アルファからオメガまで的な意味)」
というのを作ったのが、
最初のキー入れ替えだった。
簡単に想像できるように、TA、GA、RAなどがつらく、
「じゃあ本格的にバラして入れ替えよう」
とカタナ式へ行ったのだが、
今思うと左手中段をFDASGにすれば、使えるかも。
(EAの二重母音は頻度が少ないので同指が発生しにくいだろう)
ただ、「ちょっとだけ違う配列は混乱する」
という法則があるから、実践は無理?
2020年11月18日
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